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おなかいっぱいの明日を

こんにちは、ねこです。
このnoteを書いているのは12月1日、一年の終わりの月が来た頃です。はやいものですね。

12月になったし今日も寒いだろうと、なんの気なしにコートとマフラーを持って家を出ると、昨日までの寒さが嘘だったかのように暖かい春みたいな日差しと、雨上がりのやわらかな空気が広がっていました。

冬毛に生え変わったもこもこの雀のようにあったかくしていたので、おかしいな…と思いながら、そそくさとコートを脱ぎ腕にかけて、重い重いと言いながら歩いています。季節の変わり目って、むずかしい。

12月と言えば、お仕事が忙しくなってくる頃でしょうか。寒い日が多いですから、あったかくしてたくさんのごはんを食べてくださいね。頑張りすぎないでほどほどにいきましょう。

わたしはいつも、冬眠するのかなと思うくらい、冬はお腹が空いてしまいます。シチューとかカレーとか、あったかいものをたくさん食べたい。

冬にのむコーンポタージュって、ほんとうに美味しいですよね。クルトンが入っているものとか、パンをつけて食べたりとか、コーンがたっぷりなものとか。あなたはどんなタイプが好きでしょうか。

わたしは、なにも入っていないさらさらのコーンポタージュが好きです。木のスプーンでふぅふぅと冷ましながら、少しずつ口に含んでじんわりとその甘さを確かめることが好きです。

今日のエッセイは、それくらいのことだけを考えて、やわらかいまま終わろうと思います。考えることがあまりにも多い世界ですから、この数分くらいはおいしいものの話でもしましょう。

寒くなってきたころ、あなたの食べたくなる料理はなんでしょうか。おでんもいいですよね、ぐつぐつ煮込んだ鍋もいい。そんなことを書いていたら、お腹が空いてきました。

今日のごはんはなににしよう。

明日はなにを食べよう。

いつかあのお店のごはんを。

ごはんのことを考えてわくわくすることって、意外と生きるための希望になったりします。一人だっていい、二人だっていい、家族とだって、恋人とだって。

大切な人といっしょにごはんを食べて、また明日へ足を運びましょう。大切な人というのは、他の誰かだけではなくて、あなた自身のことだったりします。

よかったらこんなごはんを食べたよなんて、どこかで写真を見せてくれたらうれしいです。でもあったかいうちに食べちゃったよ、なんて言うのも聞いたら嬉しくなります。

おなかいっぱいの明日を。
あなたが幸せであることをずっと願っています。

では、また。

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