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SolanaはなぜEthereum Killerなのか

お久しぶりです。

今日は、最近話題給湯ならぬ急騰中のSolanaプロジェクトについてまとめていきたいと思います。

Solanaとは

Solanaはジュネーブ(スイス)を開発拠点に活動しているブロックチェーンプロジェクトの一つであり、 Ethereum同様、スマートコントラクトを利用できるブロックチェーンネットワークを提供している。

開発者はAnatoly Yakovenko(アナトリー・ヤコヴェンコ)氏。Qualcomm(クアルコム)で無線プロトコルに携わるエンジニアとして十数年を過ごした経験がある凄腕エンジニアである。おそらく、これまでのネットワーク技術だけでなく、5Gなどの大容量通信に関する知識も豊富な人物と考えられる。そのため、これまでEthereumを代表とするアルトコインが、情報学を主に学んだ開発者によって作られたのとは異なり、ネットワークの低いレイヤの知識がある開発者がSolanaを開発したと言うことに私は魅力を感じる。

アルゴリズムの特徴として、BitcoinやEthereumに代表されたProof of workによる報酬付与の方式から、Proof of historyの方式を取ることで、1秒間に71万件のトランザクションを処理できるようになった。(※これは、進化したEthereum2.0の10万件の7倍程度)

Solanaが注目され始めたのは、2021/10から始まったNFTブームである。NFT売買のプラットフォームOpen seaでは、同じくEthereumネットワークを利用したNFT(前記事参照 : https://note.com/nekomoshackshimo/n/n347bd5773158)も注目を集めた。しかし、そこでEthereumの課題である遅いトランザクション速度やGas代(Ethereumネットワークを使うための資金)が浮き彫りになり、Solanaが筆頭してきたのである。

現在、Solanaは2020年と最近に誕生してから、仮想通貨市場で時価総額5位に躍り出ている。Ethereumは時価総額2位につける優秀なプロジェクトではあるが、Solanaの追い上げに耐え切れるかと言う点で、SolanaはEthereum Killerと呼ばれている。

まとめ

Solanaは

・スマートコントラクトを提供するブロックチェーンプロジェクトである。

・ Ethereumの処理速度よりも速い。

・わずか1年程度で時価総額5位になる。


Solanaは開発者のバックグラウンドが私と似ていることもあり、興味深いプロジェクトである。

今後も、記事の内容は更新するので興味があったら除いてください。

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