猫島アキ

いつも街のなかをうろうろしています。誇れるものはありませんが、以前猫の集会にこっそり参加したことが唯一の自慢です。

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    最近の記事

    美術展雑感『モディリアーニ ―愛と創作に捧げた35年―』

    新築ピカピカの大阪中之島美術館は、収蔵作品を並べた『超コレクション展 ―99のものがたり―』を一発目の打ち上げ花火として、次の展覧会からが本来の方向性を示してくれるものと期待していました。 そして公開されたのが『モディリアーニ ―愛と創作に捧げた35年―』です。なるほど、そうきましたか。この企画を通したスタッフのドヤ顔が目に浮かびます。 モディリアーニについてサラッと語れたらカッコイイのでしょうが、私のようなうすーいヤツにはもちろん無理です。ただ、モディリアーニといえば私は石

      • 美術展雑感『大阪中之島美術館・超コレクション展 ―99のものがたり―』

        大阪中之島にはすでに国立国際美術館があるのに、そのすぐ横にまた美術館ができるの? 正直そう思っていたことを謝ります、ごめんなさい。いざ行ってみると圧倒されました。大阪中之島美術館、巨大です。そしていい匂いがします。美術館の中でクンクン匂いを嗅ぎ回るなんてまるで変態ですが、美術館好きの方ならわかってもらえるはず。新築の美術館は、香ばしいです。新しい建材の匂いというわけではなく、期待の匂いです。大阪中之島美術館、開館おめでとうございます。クンクン! オープン記念の一発目は『超コ

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        • 演劇雑感『CHICAGO』

          アメリカ・カンパニー来日公演『CHICAGO』が再演されるそうですね。ロキシー・ハートを演じるのは、もちろん米倉涼子さん。前回2019年の公演では用意された4万5千枚以上のチケットが早々に完売したということなので、今回も争奪戦が激しいと思われます。前回の大阪公演で中々の良席を当てた私は、もう鼻高々です。生涯の運を使ったかもしれないけど、まあいいや! といったところです。しかし今回は大阪公演は予定されてないようですね。しょんぼり。 ロキシー・ハートはいい女。いきなり愛人を撃ち

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          • ライブ雑感『バックドロップシンデレラ』

            社会情勢に個人的事情が重なってしまい、ここのところしばらくライブに行けておりません! 禁断症状のため体が勝手に踊りだしそうです! 不審者丸出しです! このままでは通報されそうです! 助けてください! 中でも池袋発「ウンザウンザはいいぞ」でおなじみのバックドロップシンデレラのライブが大好きです。私は必ず会場の下手側に立つことにしています。理由はもちろんベースのキャナコさんのご尊顔を正面から拝むためですよ、きまってるでしょうが! やっかい者自尊心〜♪(アラスカアバンチュール)のキ

            • 美術展雑感『大阪中之島美術館・超コレクション展 ―99のものがたり―』

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              2週間前
              • 演劇雑感『CHICAGO』

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                2週間前
                • ライブ雑感『バックドロップシンデレラ』

                  2週間前
                  • 演劇雑感『NODAMAP Q』

                    NODAMAP『Q』大阪新歌舞伎座。小劇団ブームの牽引者であったころから野田秀樹さんのことはリスペクトしておりますが、この芝居に関しては申し訳ありません、私は広瀬すずさんを目当てに観にいきました。ミーハーばんざい。 そんな軽薄な気分で臨んでも、相変わらずの野田節に打ちのめされました。 舞台上に布切れ一枚ひるがえしては、時間、空間、虚構も現実もヒラリと入れ替え、スルリと並べ、観客のイマジネーションを試すようなことをします。これはもう、優しくて意地悪なプレイボーイの手口でしょう

                    • 映画雑感『バブル』

                      いろんな映画サイトのレビューでボロクソに言われている映画『バブル』。駄作だとか爆死だとか、映画好きの一人として気の毒に感じるほどの悪評です。しかしいったい何がそんなにダメなのか、観てみないことにはわかりません。百聞は一見に如かず、私の好きな言葉ですbyメフィラス。 というわけで恐る恐る観てみると、意外なほどに私はけっこう楽しめました。確かに生涯の価値観を変えてしまうほどの名作というわけではありませんでしたが、そんなに目くじらを立てるほどのひどい作品でもありません。年間に何百

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                      • 美術展雑感『メトロポリタン美術館展(大阪)』

                        これぞ美術展! ザ・美術展! わざわざニューヨークまで行かなくても、向こうからコテコテの天王寺公園まで来てくれました。メトロポリタン美術館展のお出ましです。美術館のラスボス的存在ともいえるメトロポリタン美術館の雰囲気を味あわせていただきました。 まずエントランスで出迎えてくれたのはドロイドくんです。いきなり関係のないことで、ごめんなさい。 オシャレスタッフのステップで私にそそくさと近づいてきて、無知無学のテメーにもわかるように教えてやるぜとばかりに展示の見どころについて色

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                        • 映画雑感『ガンパウダー・ミルクシェイク』

                           観終わったあと、私もミルクシェイクを飲みたくなりました。影響されやすい性質なのです。単細胞万歳。  孤高の殺し屋になりきってダイナーでボンベロならぬローズに銃を預け、ジュークボックスでユール・ネヴァー・ノウをかけたかったのですが、結局いつもの甘味処でぜんざいをいただきました。塩昆布とともに。これが私の、ハードボイルドです。 『ガンパウダー・ミルクシェイク』タイトルもカッコイイ。まさに痛快無比のポップでキュートなバイオレンスアクション映画でした。(以下、ネタバレが少しありま

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                          • 映画雑感『ゴジラvsコング』

                             怪獣映画がなければ生きてはゆけません。そんなバカなといわれても、私はそういう体質なのだからしかたがないのです。  そういうわけで『ゴジラvsコング』はキングオブ娯楽映画でした。大好物を全部乗せでお腹いっぱい食べた気分です。ショップでは最後の一点になっていたゴジラのキーホルダーもゲットしました。ラッキーで白目むきました。というか、あの白目シーンは次の『銀魂』でパロディやってくれますよね、小栗さん。  鑑賞後は心斎橋のゴジラストアへ直行。映画半券を見せて商品を買えばステッカ

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                            • ライブ雑感『LOVE PSYCHEDELICO』

                               KUMIさん、NAOKIさん、20周年おめでとうございます。   LOVE PSYCHEDELICO 20th Anniversary Tour 大阪・オリックス劇場。一年の延期を待った甲斐がありました。やっぱりデリコは素晴らしい。感無量です。帰宅してからもしばらく眠れませんでした。明くる日はフラフラでしたが、周りからは普段と何も変わらないと言われたので問題ナシです。  私にとってライブは水や空気と同じもの。なくなったら生きていけません。早くYour Songを合唱でき

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                              • 美術展雑感『奇才 ー江戸絵画の冒険者たちー』

                                「奇才 ー江戸絵画の冒険者たちー」あべのハルカス美術館。  ともすれば偏執狂だと言われかねない、ヤバい才能を持った江戸時代の愉快な人たちの面白いとこ取りの美術展でした。  北斎や応挙、暁斎などの大物以外にもマニアックな作品も多くて、中でも高井鴻山「妖怪図」、音声ガイドの花江夏樹さんも推しだという狩野山雪「寒山拾得図」には見入った次第です。  帰りには17階のカフェで「奇才」展とコラボしたカプチーノをいただきました。もしかしたら窓から見下ろせる天王寺の街に、寒山拾得の二人

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                                • 映画雑感『子供はわかってあげない』

                                  「うっかり元気になる、かけがえのない物語」というトボケた惹句も、観終われば納得します。私もついうっかり、元気になりました。  傷つきたくない、そして傷つけたくない優しい人たちばかりの映画です。そんな人たちの大弱りになったときに見せるどうしようもない笑顔が、笑わせながらも泣かせてくれます。 『子供はわかってあげない』あまり映画に順位はつけないのですが、思い返せば2021年中に観た映画の中では最も印象に残った一本です。KOTEKOのアニメとか「半分やる」とか、小ネタも秀逸でした

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                                  • 映画雑感『ちょっと思い出しただけ』

                                     ジム・ジャームッシュ監督もこの映画を観て、きっと喜んでいるのではないでしょうか。  映画『ちょっと思い出しただけ』は『ナイト・オン・ザ・プラネット』にインスパイアされたクリープハイプの同名曲をベースにしているということで、なるほどそれらを思わせる描写が多々見られます。もちろん模倣ではありませんが、テイストでいうなら『ラ・ラ・ランド』にも近いと思いました。なんにせよ偉人でも英雄でもない、ただこの地上にいるであろうNight on Earthの何でもない人の心の内を掘り下げる

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                                    • 寺社雑感『猫神社・守護天神(上宮天満宮)』

                                       猫が好きです。私は自分が猫好きであることに感謝しています。私は実社会において紛うことなきダメ人間ですが、猫が好きという一点のみをもって、生まれてきてよかったと思えるのです。  いつも不足不自由を感じて満たされずいる私のような凡人に比べ、猫は無一文無一物なのに自由です。卑屈さのかけらもなく、むしろ偉そうです。その存在はもう、神秘の具現と言わざるを得ません。驚嘆です。この気持ちは同じ猫好きの方ならきゃっと、いや、きっと理解してくれるでしょう。  上宮天満宮は大阪府高槻市にある

                                      • 美術展雑感『コレクター福富太郎の眼』

                                        「コレクター福富太郎の眼」あべのハルカス美術館。実業家の福富太郎氏のコレクション展です。  キャバレー王と呼ばれた富豪の絵画コレクション。それだけを聞けば、脂ぎったイケイケの成金オヤジがあくどい手法で儲けた札ビラで高名な作家の高価な作品を高尚な知識人気取りで買い漁っては取り巻きのイエスマンたちに自慢していい気になっている鼻持ちならない光景を(少々の悪意をもって)想像してしまいます。  しかし実際の福富氏は独自の審美眼のみを頼りとして作家の有名無名を問わず吟味し、気に入った

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                                        • プロレス雑感『スターダム大阪城ホール大会』

                                           麻優さんが天衣無縫の人なら、たむさんは傷だらけの人。  2021年の個人的ベストバウトは、誰が何と言おうと10月9日のスターダム女子プロレス大阪城ホール大会、王者・中野たむ選手対挑戦者・岩谷麻優選手のワンダー戦。推しはやっぱり、たむさんです。 「宇宙一カワイイアイドルレスラー」と公言してはばからない、たむさん。勝ちにこだわり一番にこだわり、明るい笑顔をファンに見せながら、憎悪や嫉妬といった負の感情も隠さない。見ようによってはれっきとしたメンヘラですが、過去に団体を追われ