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手抜き納品は見ているだけで悲しい

活動者になりたい!の裏側を公開するシリーズ連載「実録!コミッションよもやま話」。

今回のテーマは「手抜き納品は見ているだけで悲しい」です。

※この記事は以前「活動者になりたい!」で公開した以下の記事の元になったお話です。


そもそも「手抜き納品」とは?

この2記事は猫戸すずが実際にコミッションで手抜きに遭遇した経験をもとに書いたものです。

ご存知ない方もいらっしゃると思うので、「手抜き納品」について定義しておきます。
手抜き納品とは、「明らかにミスがある・明らかに完成していない状態」で「完成品です!」と提出してくることです。

実際にゲームとかやっていて、そういうイラストが販売されていること見たことがありますか?ありませんよね。
たいていはきちんと完成した綺麗なイラストのはずです。

そうではないイラストを納品してくる例がもう何回もあって。

特にリテイクできないSkebで被害が大きいようですが、猫戸すずが遭遇したのはどちらも普通のリテイク・相談ありのコミッションサービスで。

依頼額はどれも5桁は超えてます。具体的な金額は伏せますが、法外な値段でご依頼したわけではございません。

なんなら猫戸すずの依頼は値段は基本的に相手の言い値です。つまり、相手が納得した値段で依頼している、ということです。

素人ナメてない?って思ったことが何回もある

手抜きして納品したんだろうなってイラスト、本当に見ててわかるんです。

  • パース・デッサン狂い

  • 塗り忘れ・線画の消し忘れ

このあたりを残したまま提出してきたイラスト、結構手元にあります。リテイクして直させたもの含めて、半分くらいはやっちゃってる気がします。

「完成品にリテイクは受け付けません!」としている人であっても、7割くらいはリテイク出してます。

そんなにリテイク出しまくってるだなんて、猫戸すずさんはひどい人ですね!

と思うかもしれませんが、実際に出したリテイクは「塗り忘れなんとかして」「余計な線消して」がほとんどです。

見ているだけで悲しくなってくる

最初に手抜きで納品されて、手抜きってわかりきってるイラストが手元に何枚もあります。

そのうちの数枚はお蔵入りになっています。

今日ウッカリ昔の依頼したイラストを保存しているフォルダをあけてしまいまして、久々に「5桁が見事にゴミになったやつ」を見てしまいました。今お蔵入りになっているイラストの一枚ですね。

風の噂で聞く女オタクが地雷を見て一日気分悪くするやつに遭遇したような感じの感覚を覚えて、そっと画面を隠しながらウィンドウを閉じました。
見ているだけで吐き気がするっていうか、どうしようもないものが胸のあたりからあふれ出てきて倒れ込みました。

数時間たってなんとか落ち着いて、どうしてそんなことになったんだろうって思い返して、最終的にこんな何にも使えないもののために諭吉が消えたのかっていう失望が急にあふれだしてきたんだなって結論づけました。

なんだろ、手抜きのイラストって、イラストから伝わってきてしまうんですよね。
こんな人に頼まれた描きたくもねぇイラストよりも自分が描きたいものを描きたいってのが。

イラストレーターさんにとって苦手なジャンルを頼んでしまうことも確かにあるし、それが原因だなって思われる依頼も経験してます。なので、見積もりには必ず「描きたくない内容・描けそうにない内容なら断ってほしい」とちゃんと書いてます。
それでも「描けます!」って言って引き受けたのに、最終的に持ってこられたのはイラストの裏側が見えてしまうようなものだと、お金無駄にしたなって思うんですよね。

一応納期までに最後まで形にできた人にはお金を払っていて。(ただしそのあとSNSアカウントをブロックするし、二度と依頼しない人リストに叩き込む。)
ウッカリ見てしまったのは嫌々お金を払ったものの一枚です。

最後に

失望感にあふれたイラストはできることなら全部無料で描き直してほしいくらいです。詐欺師にお金盗まれたような気分になっているので。

一回財布をあけてみてください。
最近はキャッシュレス決済とかも多いので現金として持っていない人が多いかもしれませんが、一万円札を出してください。
近々渋沢栄一になりますが、今はまだ福沢諭吉のはずです。「諭吉さん○人家出した~」とかよくSNSで見かけると思いますが、その諭吉です。

その諭吉がベランダから落ちて行って、見知らぬ誰かが拾って勝手に使っていたとします。死ぬほど腹が立ちませんか?

そもそも諭吉が一枚も手元にないよ!という人もいらっしゃるのではないかと思います。

依頼を引き受ける人は責任を持って引き受けてほしいし、一度引き受けた依頼は最後までちゃんとやりきってほしい。それができないなら最初から引き受けないでほしい。ということで今回はこのへんで終わりとさせていただきます。

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