有償依頼のせいで悪印象がついた版権キャラがいる
活動者になりたい！の裏側を公開するシリーズ連載「実録！コミッションよもやま話」。
今回のテーマは「有償依頼のせいで悪印象がついた版権キャラがいる」です。
※この記事は以前「活動者になりたい！」で公開した以下の記事の元になったお話です。
そのキャラの依頼をしたわけじゃないんです
版権キャラで依頼とは全く関係ないキャラなんですが、見るだけで依頼を思い出して悲しくなるキャラがいます。
キャラ名は伏せます。キャラと全く関係ないところで印象悪くなった話だし、他の人にまでそんな印象を持ってほしくないからです。
どうしてそんなイメージがついたのか。まず大前提として、そのキャラの二次創作を頼んだわけではありません。
ちょうど依頼をしていたときにリリースされたキャラクターでした。
そのキャラに関して、何があったのか
そのキャラはちょうど四人のイラストレーターさんに依頼をしていたときにリリースされました。
四人にはそれぞれ別のテーマ・別のキャラクターで依頼をしておりました。
このうちしっかり最後まで完成したのが一人だけ。残りの三人はというと……
納期ブッチしているのにガチャ報告されたり（無償キャンセルにしました）
こちらには手抜きを納品して明らかに納品した絵よりもクオリティが高い趣味絵を投稿されたり（納品イラストはお蔵入りになってます）
参考としてそのキャラは指定していないのにデザインパクリをされたり（同じ作品の別のキャラを参考として指定してはいました）
一人ではありません。何人ものイラストレーターさんがそのキャラクターを優先して猫戸すずの有償依頼を適当に終わらせたのです。
安く頼みすぎたんだろ！とか言われそうなので金額書いておきますが、ないがしろにされた依頼は全部2万円以上です。最後まできちんと仕上げた人は4桁（値段は伏せます）でした。全員言い値ですので値段と依頼内容には納得した上で依頼を引き受けているはずなのです。
そのキャラのイラストを描いて！と依頼をしたわけではないのに、イラストレーターさんの態度のせいでそのキャラクターに対しての印象がとても悪くなってしまったんです。
その後どうなったのか
その作品はスマホゲームです。猫戸すずもリリース日からやってました。
まず、そのリリース日からやってた版権は引退しました。
今でもそのキャラを見るだけで悲しくなりますし、依頼のことを思い出すときがあります。
そのキャラ＝依頼みたいなイメージがついてしまったんです。
そんなバカな！と思うかもしれませんが、これが現実です。
（ここまで悪印象がついたキャラは一人ですが、他にもちょいちょいいます。例により名前は出しませんが。）
最後に
自分の態度が原因で自分の界隈のファンが減る、自分の好きなキャラの印象が悪くなる人がいる。
なかなかホラーな話ですが、起きてしまっているのが現実です。
きちんと真面目に対応してくださる方もいらっしゃいますしそういう方にはリピートをしておりますが、そうではない方が多いのもまた事実です。
これから依頼を引き受けていただく方はどうか有償依頼をすっぽかすことがないように重々注意していただきたく思います。
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