アダルト・チャイルドと向き合うものとして。

はじめまして。

ねこまたと申します。

ここには、自分自身がアダルト・チャイルドであると自覚したねこまたが、少しずつ自分と向き合っていく過程を書いていこうと思います。

普段から文章を書くのに慣れていないため、読みづらい文章等お許しくださいませ。


まずは自己紹介というか、どんな生い立ちなのかから始めていければと思っています。

端的に言って、私の人生は恵まれています。

研究者と専業主婦の間に第一子として生まれ、おそらく、平均以上の暮らしをさせてもらってきたでしょう。父親は仕事人間ではありましたが、帰宅はいつも20時ごろ、休日には将棋や運動に付き合ってくれる父親でした。飲めば酔っ払う程度には飲みますが、それでも決してアル中ではありませんし、母親は中高6年間欠かさず手弁当を朝5時から作ってくれる献身的な母親でした。

献身的な両親と、恵まれた家庭環境のもと、特段問題も起こさず中堅の進学校から日本でトップレベルの大学に現役合格し、メガバンクに就職をしました。

このあたりから風向きが変わります。

2年弱務めたあと、上司との人間関係から鬱を発症し、1年ほど休職したのち退職。一風変わった転職活動を経て、ベンチャーで新規事業の立ち上げに携わるも、途中で息切れして離脱。ご縁のあった3社目では、全社の新人賞をはじめ成果をあげることができましたが、今度はプロジェクトやなんやを抱え込みすぎ、大学の先輩の急逝とともに過労で鬱を再発。現在に至ります。

「全力疾走してはガス欠で休憩して、みたいな感じだよね」

私をよく知る人から何度も言われたのがこの例えです。

主治医からもこの全力疾走&ガス欠サイクルに陥る根本をなおさないと、

また同じことが起きるよ、と再三指摘されています。

後々お話ししていくことになると思いますが、いろいろ調べた結果、これはアダルトチャイルドが原因ではないかと思うようになり、このnoteを書くことに決めました。

<アダルト・チャイルドとは?>

アダルトチャイルドとは、アダルトチルドレンとも言い、元はアメリカでアルコール依存症の家庭に育った子供のことを指します。彼らは皆献身的で、「良い子」に育っています。しかしながら、彼らは共通して、特徴的な生きづらさや不自由さを感じていました。

アルコール中毒者が親として君臨する家庭は、常に崩壊の危機に瀕しています。

子供はそれを敏感に感じ取り、無意識に自分で繋ぎとめようと振る舞います。

それが日常的に繰り返されることで他者の期待に応えることを無常の善とする規律を内在化してしまいます。結果、大人になり、親から自由になったとしても、周囲の期待に合わせて生き続けることを自分に強いてしまい、ありのままの自分を見失ってしまいます。

これがアルコール依存症家庭で育った子供達に共通する「生きづらさ」です。

専門用語では共依存といい、アルコール依存の親だけでなく、DVやネグレクト、虐待等いわゆる「機能不全家族」で育った子供にも同様の影響があります。


ここまでの話でもお分かりいただけたように(あるいはお解りいただきにくい)、私は育った家庭としてどれも当てはまらないのです。

それでも、自分の生きづらさをアダルトチャイルドと名前を付けて、外在化することで向き合っていければと思います。


ゆくゆくは、キャリアコンサルタントとしての記事も書いていきたいな、と思っていますが、まずは自分に向き合うことを綴っていきたいと思います。




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