予備校時代を振り返る


予備校時代。

高校卒業と地元の大学の不合格を同時にくらったはるか昔の三月、あわてて家から一番近い大手の予備校の理系コースにはいった。(歴史が苦手だったから)

自転車で通える距離の予備校は古い校舎ながらも清掃が行き届いており、おいしいわけではないが不味くもない安い食堂もあるところだった。まさかその一年後、そこより古くて清掃がいきとどいていない、食堂は高くてまずくて医療系大学のくせに栄養ガン無視な大学に進学するとはおもわなかった。

毎日の講義と再会した中学時代の友人とのおしゃべり、面白い講師の先生の話を聞いて笑ったり学んだり、模試の前は自習室にこもって勉強したり。他県からきている同じコースの誰がかっこいいとかミスドで勉強するはずが恋バナしてたり。まあ普通の予備校生活を送ってた。

とくに面白かったのが国語のM先生で、そのときはじめてもぐりこみをする浪人生を見た。(本当はとってない授業なのに受けること。もちろんその授業料を払ってない)

あまりにも人気の先生なので予備校側も黙認していたけど高校までそういうのを一切見たことがなかったから初めて見たときはびっくりしたなあ

M先生、お元気でしょうか。思考をするということに関しては予備校時代に週一回、先生の授業を受けていた時が一番していたかもしれません。先生の講義を受けなくなって早6年、私はふがいない元教え子になってしまいました。ごめんなさい。

漢文を教えてくれたH先生、濃かったなあ…サブテキスト、まだ持ってます。

お名前を忘れてしまいましたが槇〇敬之にそっくりな英語の先生もいてすっごく講義面白かったのを覚えています。

予備校の先生、面白いひとが多かった印象です。


ただ、あのときもっと勉強しておけばよかったと後悔はすごいしてます。

結局自分に甘かったんですよね、毎日楽しかったし。

文系科目の記憶が残っていることからお察しの通り、理系なのに理系科目が大嫌いで伸び悩んで今のFラン大学に落ち着いてます。予備校かよっていきついた先がFランかよって今でも悲しくなるもん。

人生なにがあるかわからないしどうなっちゃうかもわからないけど、勉強は選択肢を広げるのに重要だったんだね。

それが親や学校の先生に言われてもピンと来なくてぼんやりその日その日の楽しいことだけをみてたから今の私があります。ほんと後悔しかない。自業自得の人生です。


ただそれは大学入学までの話で入学してから私に害をなす存在、テメーは別だ、テメーが10:0で悪いから覚悟しとけよ


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