第44回日本アカデミー賞の優秀賞発表!ここから最優秀賞が選ばれる!
こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。
今年も第44回の日本アカデミー賞の優秀賞が発表されました。
この優秀賞はどちらかというとノミネート作品みたいな感じ。ここから最優秀賞1本が選ばれます。
例によってアニメーション賞の話しかしないので、ざっと今回発表された優秀賞については以下の公式サイトをご確認くださいませ。
第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞一覧
優秀アニメーション作品賞5作品がこちらです。
・劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン
・映画えんとつ町のプペル
・劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
・ジョゼと虎と魚たち
・STAND BY ME ドラえもん2
昨年最大のヒットとなった『鬼滅の刃』はもちろん、深夜アニメ発作品でありながら20億円以上のヒットとなった『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、そして年末公開でヒットとなった『映画えんとつ町のプペル』、『ジョゼと虎と魚たち』、『STAND BY ME ドラえもん2』といったタイトルが並びます。
例年、名前が登場する名探偵コナンが今年は上映延期で登場していなかったりとすでに独自の色が見えるラインナップとなっています。
今回優秀賞から漏れた作品もいくつかあり、個人的にはシリーズ最高傑作級に思っている『劇場版ポケットモンスターココ』が漏れていたり、毎日映画コンクールで受賞したばかりの『魔女見習いをさがして』が漏れているのも注目かもしれません。
そもそも今年は東映アニメーション作品がノミネートされず、東宝作品が3作品(鬼滅・プペル・ドラえもん)並んでいる事態となっているのも、東宝の勢いを感じますね。
この1本から最優秀賞1本が3月19日に選出されます。
予想記事は他所で書く予定があるので、ここでは明言しませんが、まだ一ヶ月以上あるので、色々予想してみるのも面白いでしょうね。
ここにも注目して欲しい協会特別賞!
やはり作品タイトルの方に注目がいくものですが、協会特別賞の受賞者にアニメーション関係の方の名前が上がっているのも見逃さないでおきたいところ。
今回選出された方々の中に名前を連ねているのが、アニメ『機動戦士ガンダム』でキャラクターデザインや作画監督を担当し、漫画家として関連シリーズも手掛けている安彦良和(やすひこ よしかず)さん。
ガンダムの名前がよく上がりますが、自身も原作に関わっている『ヴィナス戦記』や『クラッシャージョウ』といったアニメーション映画の監督も務めています。
そして、ガンエフェクトでは、納富貴久男(のうとみ きくお)さんの名前も選出されています。
最近では『ザ・ファブル』など基本的には実写映画などで名前を連ねている方なのですが、『GHOST IN THE SHELL 〜攻殻機動隊〜』にも銃器監修で関与されているような御方です。
やはり花形となる作品賞に目が行きがちですが、こういった功労賞も忘れずに行きたいですね。
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