やるぅ!アニメ映画2019推しマーケティングアイディア
2020年に突入しちゃっているのですが、2019年の話を。
2019年も映画ごとに様々なマーケティング施作を実施しておりまして、中でも推しのマーケティング施策がいくつかあったので紹介します。こと、私はアニメ映画ばっかり観ているので、アニメ映画の話になってしまうのは悪しからず。
ハッシュフラッグ(特に6月30日の『君の名は。』TV放送に合わせたもの)
Twitterのハッシュタグにちょこんと付いてくるアイコンが“ハッシュフラグ”。ディズニーさんはPRでよく使ってますが今年も割といろんな作品が取り入れていました。
2019年は『ミュウツーの逆襲EVOLUTION』のPRで、ヒトカゲ・ゼニガメ・フシギダネ・ミュウツーのハッシュフラッグが登場したり、『天気の子』のハッシュフラッグでてるてる坊主が登場したりしてました。
そして、忘れちゃいけないのが『君の名は。』。
2019年6月30日にTV放送が行われまして、それに合わせて、『君の名は。』関連ハッシュタグに、ヒロインの三葉の後ろ姿のハッシュフラッグが登場。実況向けかつTVを観ながらのツイートが多いTwitterならではの使い方でした。
ちなみにこのハッシュフラッグ 、最低出稿金額2580万ということもあってか、上で紹介したハッシュフラッグはいずれも、現在は出現しない状態になっています。維持費がかかりそうなので、TV放送に合わせた、単発のPRで使った『君の名は。』はなかなか策士です。
『ロング・ウェイ・ノース地球のてっぺん』の映画を“試食”してみませんか?キャンペーン
映画を冒頭数分だけ見せちゃいますマーケティングって、よくあるんですが、『ロング・ウェイ・ノース地球のてっぺん』はそれを“試食”と表現して、ロゴまで制作して展開しておりました。
18分の結構長めの映像を無料公開しているので、意外としっくりくる表現かも。
ちょっとした工夫ですが、応援したい映画だけに結構印象が強かったです。
『映画きかんしゃトーマス GO!GO!地球まるごとアドベンチャー』のスタンディ
まずスタンディってピンと来ない人もいると思うので、その説明から。
映画館で見かける、紙で出来た写真とか撮らせるやつがスタンディです。
今年はライオンキングとアラジンが並ぶすごい年でしたね。
そんなスタンディの中でも今年、驚かされたスタンディがありまして、それが『映画きかんしゃトーマス GO!GO!地球まるごとアドベンチャー』のスタンディ。
ちっさいのよ、これが。
完全に子供サイズで、遊んでもらうための作りになっています。
ここまで子供にターゲットを絞ったスタンディも初めてみました。
素敵なアイディアです。
『映画しまじろう しまじろうとうるるのヒーローランド』の惹句
2019年のしまじろう映画の惹句(キャッチフレーズ)が衝撃でした。
ポスターにも書いてあるんだけど、「30周年記念映画第2弾」って位置付けの作品なんですよ。
じゃあ第1弾はなにかと言うと…
なんと前の年の映画なんですね。
しまじろうの30周年って2018年の話なのですよ。
アニバーサリーイヤーって翌年も通用するんだ、という衝撃を受けた惹句でした。ぜひ今年の映画では、30周年記念作品第3弾として、40周年まで擦り続けて欲しいです。
『映画妖怪学園Y 猫はHEROになれるのか』の主題歌
『映画妖怪学園Y 猫はHEROになれるのか』の主題歌「Y学園へ行こう」が面白い試みに挑戦しておりました。
映画内では、すとぷりの赤色担当、莉犬さんが歌うこちらの「Y学園へ行こう」が採用されていたのですが、実はこの曲、別バージョンが多数用意されているのです。この莉犬さんのが学園ドタバタ編。
ろんさんによるワイワイ編。
96猫さんの疾走編。
そらるさんの8bit編。
+α/あるふぁきゅんさん。の青春ロック編。
…と複数の歌い手によるバージョン違いが用意されているのです。
しかも、これ、歌詞は全部同じなのに、曲が全然違うのです。
曲調違うアレンジ版みたいなのはよく聞きますが、まったく別の曲になっているなんて、ちょっと聞いたことがなかったので、びっくりしました。
しかも、これらの曲は公式でカラオケ音源とミュージックビデオ映像を配布しており、歌ったり、踊ったり、といった投稿を公式で推奨しているのがまた、今の時代らしいです。↓
新しいことにどんどん挑戦していく妖怪ウォッチらしい試みでした。
そんな感じで、以上5つのマーケティングアイディアでした。
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