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第78回ゴールデン・グローブ賞結果発表!アニメ部門を制したのはやはりあの作品!

こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。

先月紹介したこちらの記事の続報。

第78回ゴールデン・グローブ賞開催!開催前から波乱の様子?

日本時間で3月1日...現地時間で2月28日に第78回ゴールデン・グローブ賞が開催されました

ゴールデン・グローブ賞とは
ハリウッド外国人映画記者協会が主催するアメリカの映画・ドラマの賞。
映画賞の中でも本命のアカデミー賞の結果を占うような非常に意味のある賞です。半世紀以上前の1944年から始まっていて歴史も長く、由緒正しき知名度の非常に高い賞。(ただアニメ部門は21世紀以降に作られた意外と新しい部門。)受賞できた作品はある程度の興収と高評価を得た作品であり
アカデミー賞受賞の期待も高まる素敵な賞であります。

今年は、開催直前にネガティブな話題が盛り上がることになってしまいました。

授賞式を前にして、ロサンゼルス・タイムズ紙が会員構成の偏りや、テレビ部門での候補作品にあがっている『エミリー、パリへ行く』の制作会社がHFPA会員にロケ地パリへの接待旅行を行っていたことを報じて、ゴールデン・グローブ賞への批判が加熱。SNSでは「#TimesUpGlobes」というハッシュタグが盛り上がる事態となってしまいました

ゴールデン・グローブ賞の会員構成の偏りとは?
ゴールデン・グローブ賞に投票するハリウッド外国人記者協会(HFPA)会員87名中の内、黒人のジャーナリストが1人もいないため、人種的な偏りがあります。というか、アカデミー賞を選ぶ映画芸術科学アカデミーの会員数が約1万名なので、そもそも選者が絞られすぎじゃない?という声も。

結果的に、今年の授賞式の中継は、視聴率が前年比-60%という強烈な事態となってしまいました。来年に向けて改善待った無しといった感じでしょうかね。


そんな感じの不穏なGG賞でしたが、それはそれ。これはこれ。
といった感じで、いざ発表された結果がどうなったのか......チェックしていきましょう。

第78回ゴールデン・グローブ賞の結果発表!

アニメーション部門“以外”の映画部門の結果を一挙に紹介しますね。
以下の通り。

ドラマ部門 作品賞
『ノマドランド』
ドラマ部門 主演女優賞
アンドラ・デイ(『ユナイテッド・ステーツ vs ビリー・ホリデイ』)
ドラマ部門 主演男優賞
チャドウィック・ボーズマン(『マ・レイニーのブラックボトム』)

コメディ/ミュージカル部門 作品賞
『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
コメディ/ミュージカル部門 主演女優賞
ロザムンド・パイク(『アイ・ケア・ア・ロット』)
コメディ/ミュージカル部門 主演男優賞
サシャ・バロン・コーエン(『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』)

外国語映画賞

『ミナリ』

助演女優賞
ジョディ・フォスター(『モーリタニアン』)
助演男優賞
ダニエル・カルーヤ(『ジューダス・アンド・ブラック・メサイア(原題)』)

監督賞
クロエ・ジャオ(『ノマドランド』)
脚本賞
アーロン・ソーキン(『シカゴ7裁判』)

作曲賞
トレント・レズナー&アティカス・ロス(『ソウルフル・ワールド』)
主題歌賞
「Io Si(Seen)」 (『これからの人生』)

批判を受けての舵取りかはわかりませんが、結構多様性が意識されたような結果となっています。前述の批判があってのこと?と勘ぐってしまいますが、ちょっと意地悪な見方ですかね。

そしてこっからが本題。
個人的な本命である、アニメーション映画賞の結果を紹介します。

今年のノミネート作品は以下の5作品。

『クルードさんちのはじめての冒険2(仮)』
『2分の1の魔法』
『フェイフェイと月の冒険』
『ソウルフル・ワールド』
『ウルフウォーカー』

この中から見事、アニメーション映画賞を勝ち取ったのは......



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『ソウルフル・ワールド』でした!!

ディズニー作品の受賞ということで順当な結果ではありますが、個人的には「これだけ良い映画なんだもん、そりゃ評価されるでしょ」というぐらい、ぐうの音も出ない納得の結果となっています。


そして、しれっと作曲賞(BEST ORIGINAL SCORE)でも『ソウルフル・ワールド』のトレント・レズナーさんとアティカス・ロスさんが受賞を果たしています。

『ソウルフル・ワールド』はGG賞で2冠を達成。
今期の賞レース、当初の予想通り『ソウルフル・ワールド』がかなりのぶっちぎりっぷりを見せています。

思えば本作も、黒人が主人公であったり、ブラックミュージックがキーとなっている作品。少々楽観的な見方であるとは思いますが、そもそも制作される映画も、評価される映画も、方針が変わってきているのかもしれません。


おまけ。

ゴールデン・グローブ賞に向かう、『ウルフウォーカー』のロビンとメーヴが公式アカウントで披露されました。かあいいです。

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昨年の結果はこちらをご参照くださいませ。

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