『夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者』が2021年1月公開!制作会社の『朱夏』とは?
こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。
恥ずかしながら、いつの間にか公開の話が出ていた新作映画の話。
『夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者』が2021年1月公開!
今月の半ばぐらいに劇場のチラシを観て公開を知ったのですが、夏目友人帳の新作映画の公開が発表されました。
夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者
制作年:2021年 / 制作国:日本 朱夏制作
総監督:大森貴弘 監督:伊藤秀樹
『夏目友人帳』と言えばすでにTVアニメシリーズが6期も制作された、人気作品。2018年9月には、長編映画『劇場版 夏目友人帳 〜うつせみに結ぶ〜』が公開され大ヒット。中国でも上映され、大成功したことでも話題になりました。
今回は、長編から一変、作品の特性に合わせて短編二作を併映する形で、『石起こし』と『怪しき来訪者』という人気エピソードを劇場限定上映するそうです。
いちおうOVA扱いの作品の劇場上映となります。
原作を題材にするか、アニメオリジナルにするか
前作の映画を観て、確かにあまり長編に向いてない題材だよなぁ、と感じられたので今回の短編二作にするという試みには納得。考えられた新作という意を汲んで、期待できるのではないでしょうか。
前作の映画が、完全アニメオリジナルエピソードだったのに対して、今回は原作のエピソードをピックアップするところには時代も感じたり。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』もそうでしたが、アニメオリジナルよりも原作に準拠する方が今は時代に沿っていると言えるのかもしれません。
刹那的な話ではなく『ONEPIECE』も、かつては原作とはかけ離れた映画オリジナルのエピソードが展開されていましたが、近年は原作者を制作に大きく巻き込んで、原作の正史に大きく結びつく物語を展開するようになりました。
原作かオリジナルか、という問答に対して大きく方向が決まった時代が来たのかもしれません。
原作ものの作品はぜひ、この点に注目していきたいところです。
『夏目友人帳』を制作するアニメーション制作会社『朱夏』とは
そういえば、と思って『夏目友人帳』のアニメを制作している会社ってどこだったっけ?と思ったら、「朱夏」という会社。
あまり聞きなれないこの「朱夏」さんってどういう会社なのでしょうか。
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