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Mura Masa『R.Y.C』(2020)

ライター : しばけん

時代をまんま書き出したみたいなアルバムだなと思っています。それは音もそうだし、題名だったり、MVの雰囲気も。
今までもあったようなテーマではあるのかもしれないけど、今しか鳴らせないと思います。僕の想像するイギリス周辺のユースカルチャーを体現してる作品でした。
Mura Masaのようなアーティストがバンドサウンドを積極的に鳴らしてるのを聴くと、ギターキッズの僕はめちゃくちゃ反応してしまいます。Weezerの次回作も楽しみだし、そろそろロックが完全復活してほしいです!

1. Raw Youth Collage

表題曲かな、多分。
ギターとベースのサウンドであの頃にすぐ引き戻されます。高校のとき、小さなライブハウスとかよく行ってたなー。別に演奏は上手くないんだけど、みんな味があって、技術じゃ表現できない なにか がたくさんあった。

2. No Hope Generation

打ち込みドラムとエモーショナルなギターのハーモニーが最高です。
無機質なドラムがあるから、余計に人間味のあるギターが引き立ちます。

9. Live Like We're Dancing (with Georgia)

鍵盤とスネアの音がとても懐かしい。いわゆる80年代っぽいのが、今っぽい。時代は廻ります。

10. Teenage Headache Dream (with Ellie Rowsel)


この曲がアルバムの中で1番お気に入りだし、MVもすごく好きです。
Wolf AliceのボーカルであるEllie Rowselのチョイスがすごくピッタリ。
不安定だけどバイタリティあります、みたいな曲とMVの雰囲気がまさにユースって感じ。めっちゃ好みです。

#MuraMasa #RYC #youth #2020

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