根岸 孝

さいたま市出身の29歳。早稲田大学商学部(応援部・大隈塾)卒業後、証券会社(営業)を経…

根岸 孝

さいたま市出身の29歳。早稲田大学商学部(応援部・大隈塾)卒業後、証券会社(営業)を経て、現在、監査法人に勤務。早稲田大学応援部稲門会ではネットメディア委員会として広報活動に従事。趣味は読書と草野球。

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こんにちは。根岸孝と申します。 1. 現在の活動 ・都内で会計系の仕事に従事。基本リモートワーク。(2020年1月〜) ・早稲田大学応援部稲門会 ネットメディア委員会(広報・システム担当)(2023年5月〜) ・早稲田大学2016年次稲門会 幹事長(2023年10月〜) ・早稲田大学応援部吹奏楽団コーチ(2024年1月〜) 2. 経歴など ・1994年に大宮市(現さいたま市)で産まれる。 ・大宮市立三橋小学校に入学。小学校6年生で児童会長を務める。 ・東京都板橋区にあ

    • 📕2023-16~日経大予測 2024 これからの日本の論点

      本年16冊目は、日本経済新聞版の日本の論点です。読み始めて、かれこれ何年目でしょうか。 日経の論説委員等が政治経済に関する23の論点を抽出し、語っている本です。 毎年読んでいますが、スレスレで保たれていた、世界のパワーバランスがこの2年で崩れ、論点の暗さが増した気がします。 論説委員なので、それぞれの論点に意見をつけています。意見は意見として受け止め、自分の論をふわっと考えるには良い機会です。 私自身、関心のある論点は、 ”論点 6 岸田財政は火の車~膨らむ支出、定ま

      • 📕2023-15~フィンランドはなぜ午後4時に仕事が終わるのか

        本年15冊目は北欧のフィンランドに関する本です。Youtubeでたまたま出てきた本の要約動画の機械音声が気に食わず、途中で切って購入しました。 気をつけないといけないのは、タイトル的に16時に仕事が終わる風になっていますが、実際読むと、残業はないものの、始業は朝8時なので、日本よりやや早いというのは意識しないといけないポイントです。 働き方や休み方について多く書いていますが、総じて、個々に責任を持った上で主張をしているから尊重されるという事であり、お花畑ということではあり

        • 📕2023-14~嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

          本年14冊目は、私が大好きな巨人軍を2000年代後半に大いに苦しめた落合監督に関する本です。 幼き日から巨人に接し、「ミスタープロ野球」と言われる長嶋監督とその血筋を継ぐ選手たちを見てきた私にとってに、メディアに出てくる落合博満氏は真逆で冷徹な悪役でしかありません。 そして本年13冊に読んだのが長嶋巨人の象徴「伊東キャンプ」。敢えて逆をつく本を選んでみました。 読み始めたら止まらず、一晩で読み切ってしまったこの本。 止まらなかった原因は文面から伝わる緊張感とヒリヒリ感。

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        • 📕〜読書録〜
          16本

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          📕2023-13~地獄の伊東キャンプ 完全版

          本年13冊目は私のような幼き日からの巨人ファンにはもってこい。 かつ、早大応援部の大先輩である鈴木利宗さんが著した、『地獄の伊東キャンプ 完全版』です。 この本の概要は、 以上、私が応援部稲門会HPに記載したあらすじです。 このキャンプをきっかけに羽ばたいた選手が沢山いる一方で、決して有名にならなかった選手もいます。 ただそれでも人生の教訓として、 仲間と共有できる思い出として、 伊東キャンプを思いながら人生を送っている人がいる。 キツい練習をやっているうちに、ふと

          📕2023-13~地獄の伊東キャンプ 完全版

          📕2023-12~栗山ノート

          第2弾を読んだ後に第1弾を読むのも恐縮ですが、栗山監督が日ハムの監督時代に書いた本です。 手に取った理由は、職場近くの書店に寄ったらサイン本の最後の一冊だったから。 第2弾の感想と被りますが、故事や人からもらった言葉と実体験を結びつけるのが上手いです。 その分、繰り返し読まないとわからない部分もあるなと思いつつ、今、わかるところだけ理解しようと思って読みました。 故事だけかと思いきや、そこに実体験を経て、栗山監督ご自身の言葉を載せている箇所もあります。 まさにうわべの

          📕2023-12~栗山ノート

          📕2023-11~栗山ノート2 世界一への軌跡~

          言わずと知れた、侍ジャパン栗山監督の著書が今年の11冊目です。 1を読んでから2に行くべきなのですが、WBCの内容があるので、先に2を読んでしまった次第。 栗山さんが親しんできた、中国古典や哲学書を実体験に結びつけて紹介する構成ですが、すごいなと思うのはその「紐付け力」。 試合状況やその時の監督としての心境をすぐ古典の言葉に求める事が出来る引出しの多さに驚かされるばかりです。 改めて、机の上の勉強と実体験を結びつけていかないとなと思いました。 一方、やはり気になるの

          📕2023-11~栗山ノート2 世界一への軌跡~

          📕2023-10~大平正芳とその政治 再論~

          今年、10冊目はこちら。 少し厚めなので、長めの休みのタイミングで読もうと思っていた本。 本書は大平記念財団が、編纂した、大平正芳元首相の功績と現代政治に与える影響を、政治家、研究者、記者などの目線から論じている本です。 大平元首相について学校の授業で習うのは、 日中国交正常化の時の外務大臣 選挙の最中、病に倒れ亡くなった 程度でしょうが、長く続けて欲しかった、もっと知って欲しい総理の一人です。 宏池会という同じ政策集団出身である、岸田さんが総理になった際の政策パッケー

          📕2023-10~大平正芳とその政治 再論~

          📕2023-9~1兆ドルコーチ~

          久々に読んだ1冊は、『1兆ドルコーチ』。 「誰のこと?」というのが最初の印象かと思いますが、スティーブ・ジョブズやエリック・シュミット、ラリー・ペイジなどのアップルやグーグルの創業者たちのコーチングを行なっていた、ビル・キャンベルの事。 本書は彼について語られた本です。 元々アメフトのコーチだったビルは39歳でビジネスの世界に入り、一気に頭角を表し、数年でアップルの副社長にまで上り詰めてしまいます。 優れた、マネジメントとコーチングにより、会社を辞める時には、地元新聞に一

          📕2023-9~1兆ドルコーチ~

          📕 2023-8〜じゆうがたび〜

          今年、8冊目は、宇賀なつみさんのエッセイです。 そもそも、エッセイを読む事自体が非常に珍しいのですが、何故読むに至ったか。 先日、radikoのタイムフリーでTokyo FMの"SUNDAY'S POST"を聞いていました。 アシスタントの宇賀さんがゲスト扱いの回。 普段手紙を送らない人に送ってみようというコーナーがあるのですが、宇賀さんが送ったのは「たかぬー」さん。 何となく聞いて終わる事が多いこれらの類のコーナーですが、この手紙は強烈に刺さりました。 それは宇

          📕 2023-8〜じゆうがたび〜

          📕 2023-7〜静かな人の戦略書〜

          今年、7冊目はこちら。 私自身、どちらかというと、静かではない人ではありますが、読んでみました。 因みに、本書の中にチェックリストがありますが、外向型人間との診断でした。 サブタイトルが「騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する方法」となっている事もあり、内向型人間の思考をしろうと読み進めました。しかしながら、読んでいく中で、内向的と外向的の区別が徐々にわからなくなり、読後振り返ると内向型外向型共に当てはまる事がうまく言語化されている本でした。 特に、 Chap

          📕 2023-7〜静かな人の戦略書〜

          📕 2023-6〜エッセンシャル思考〜

          今年6冊目はこちら。 SNS上で、おすすめに挙がる事が多かったので、漸く手に取った次第です。 読んで感じたのは、「私と真逆」。 やりたい事が多く、とっ散らかってる私にとって、非常に刺さる内容でした。 一度、読み通しましたが、その後も予定組んだりする上で、何回か読んでます。 特に、「第11章 拒否ー断固として上手に断る」は、昨年来、身の回りの様々な環境に対して断ってこなかった私にとって、一番の刺激でしたし、「断る事=悪い事」というイメージを薄める事が出来ました。 こ

          📕 2023-6〜エッセンシャル思考〜

          📕 2023-5〜安倍晋三 回顧録〜

          2023年2月8日の朝。 日経新聞を読み、この本の存在を知り、買うしかないと…。 何故買おうと思ったか。 安倍元総理に関する評論は退陣後も、そして非業の死を遂げてからも数多く出されていますが、どこか強烈な偏りを感じています。かなり賛美するか、かなり貶めるか。 それらと違い、本書は橋本五郎さんをはじめとした、読売新聞の記者が行ったインタビューをそのまま載せています。どこか穏やかに読める気がしました。 ちょうど、夕刻に外出する用事があったので、行く途中の大宮駅ですぐ購入、

          📕 2023-5〜安倍晋三 回顧録〜

          📕 2023-4〜もしも徳川家康が総理大臣になったら〜

          今年4冊目は、こちら。 今年の大河ドラマが『どうする家康』なので手に取ってみた次第です。 「AIとホログラムによって歴史上の偉人を復活させ、最強内閣を組閣。難題に取り組む。」 という、あらすじですが、 感想をザックリ述べるのであれば、 「混乱する」 の一言です。 3つの点からそう言えます。 ①言語 →それぞれのキャラクターを際立たせるために、龍馬なら土佐弁が入りますし、秀吉にはよく分からない語尾が付く。それを一回咀嚼して、読み進めないといけないわけです。 ②時代設

          📕 2023-4〜もしも徳川家康が総理大臣になったら〜

          📕 2023-3〜戦後日本の安全保障〜

          今年3冊目は、こちら。 とある投稿で、防衛予算と絡めて読んだ方が良いとの事でお勧めされていたので読みました。 最近の政治政策に絡む本は、考えが極端過ぎて辟易していたのですが、この本に関してはまさに参考書といった感覚。読んでイヤな感じは受けませんでした。 ただ、私のような初学者にとっては何回か読む必要がありそうです。 これをテキストに授業があると尚良いかも。 本書の中で、様々な法制度の話が出ていますが、全てにおいて、「昭和20年夏の敗戦」が呪縛になっていて、他の国々以上

          📕 2023-3〜戦後日本の安全保障〜

          📕 2023-2〜大企業ハック大全〜

          巻末に知人が出ているので購入しました。 この本をまとめた団体である、ONE JAPANは大企業の若手中堅社員を中心とした企業内有志団体が集うコミュニティです。 共同代表の濱松さんのお話は一度オンラインで聞いた事があります。 その時はちょうど私の勤める法人で、若手社員による、社内企画のプレゼン会があり、まさにONEJAPANの活動に近いなと思った記憶があります。 巻頭には と記載があります。 大企業である以上、利用出来る資源は沢山あるものの、その在処に辿り着く知恵が

          📕 2023-2〜大企業ハック大全〜