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教育と食べること。

子供の時
とにかく好き嫌いの多い子だった。

こだわりが強く大人の言うことを聞かない。
頭の回転がそこそこ早く
大人を論破する生意気な子供。
周りに合わせられない。
いろんなことが我慢できない。
そんな子供時代。

今で言ったら発達障害ってなるのかな。
たぶんそうだと思う。

そんな子は最近もよくいると思うけど
そのことで子供時代に困ったことは一度もない。

今も絶賛継続中なんだけど
そもそも困り事を困ってるって
認識することがないんだから困るわけがない。
だから私の認識では順風満帆な子供時代だった。
自分の内面は完璧って思ってた。


ただとにかく顔にぶつぶつが多かった。
親はニキビだと思って
ニキビ用化粧品を買ってくれた。

結構長い間、皮膚科にも通った。

抗生物質を処方されて
定期的になんかの注射を打つ。

全然よくならなかった。

そもそも気が向かなければ出された薬を
毎日きちんとのむなんてできないし
そもそものむ必要もなかった。

特に小学生の時はおでこに隙間なく
ぶつぶつができて
同級生の男の子たちは
「エイズー!!」って言ってた。

もしかしたら普通はこういうことで
傷付いたりするのかもしれないけど
そもそも違うから
違うってわからない
頭の悪い子たちだなって思ってた。

しかし自分で見ても
見た目に気持ちのいいものではなかった。

1番酷かったのは小学生高学年の時。
その後は日光湿疹だったり
ひどく乾燥して痒くなったり。
お腹も頭もいつも痛い。

20歳を超える頃には皮膚以外にも
粘膜に原因不明のアレルギー症状が出始めた。

まずは目。
次に鼻。
口の中にも謎の出来物ができて手術した。
イライラすることも増えて
感情の起伏が激しくなって
自分でもコントロールできないことが増えて
私生活に大きく影響が出るようになった。

20代の頃は化粧品会社に勤めてたから
ありがたいことに隠す能力が上がって
自分でも気にならなくなった。

気にならなくなっただけで
顎や鼻の下、眉毛の辺りとか
特定の場所によく吹き出物みたいのができてた。

そんな謎の肌荒れは
30歳くらいを境に少しよくなる。

生活環境が変わって
食生活が激変したから。

きっと食べ物への感受性が高すぎるんだと思う。

その後35歳くらいには
がっつり化学物質過敏症になって
それが顕著になる。

専門の病院では
まず食事の指導をされる。

食事の指導と言っても
栄養がどうのこうのっていうやつじゃない。

本当の意味での
何を食べるかの選択をするっていう指導。

「きゅうり」って言っても
それはもうきゅうりの数ほど違いがある。

どんな場所でどんな人がどんな想いで
どんなふうに育てたのか。

感受性が高いが故に
その違いを体がわかってしまうのだ。

それが症状となって現れる。

私の経験ではそんな感じ。

そしてその後初めて経験することになる。
初めての感覚。

自然栽培のお米を初めて食べた日。
初めて体が食後に重くならなかった。
全然だるくない。
いや、むしろこの時初めていつも食後に
体が重くなっていたことに気付いた。

これには感動した。

食べるってこういうことかって思った。

そのお米は
お米アレルギーの子供達の為に
農家さんが自然栽培で特別に育ててくれた
ササニシキだった。

それから徹底的に食べるものを選択したら
謎の肌荒れもなくなり
化学物質過敏症もよくなり
いろんなアレルギー症状も低減していった。

それでも今も食べるものの影響は大きい。

だから今も常に選択してる。

化学物質過敏症で
専門病院に通院していた時の話。

表向きアレルギー科の病院だったから
一般の患者さんも来たりするので
病院側が配慮してくれて
化学物質過敏症の患者さん専用の時間帯があった。

その同じ時間帯に案内されていたのが
発達障害の子供達。

不思議に思って質問したら
原因と治療法がほとんど同じと
先生は考えていたことがわかった。

なんか納得できた。

私の子供時代と
大人時代の謎のアレルギーオンパレードと
化学物質過敏症。

全てではないけど
食べ物の影響がすごく大きかったと実感してる。

子供時代の歴代の先生から
「感受性が強い」って言われてた。

芸術的って言われたと勘違いして
芸術家に憧れてた。

いや、シンプルに
感受性が強かっただけ。

感受性が食べ物にも強かった。

だからそれがいろんな症状となって現れて
気にしない性質と相まって
気付くのに40年かかってしまった。


ここまで読んでくれてありがとう。
書くのにだいぶ飽きてきた笑。

最近わかったことの一つに
私は説明が下手というのがある。

そう私は説明が下手なのだ。

この文章も読む人によっては
意味不明かもしれない。

でも書いてみた。

今、原因不明で困ってる自覚さえない
誰かの役に立つならと思って。

子供たちの為に取り組む
全教育者の方たちにぜひこのことを
知ってもらいたいと思って。

説明下手な私の代わりに
説明上手な同じ方向を向いてる
プロの方をお呼びしておはなし会をやります。

興味がわいた人はぜひ話を聞きにきてください。

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