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キャリアとお金のおはなし

お疲れ様です。

久しぶりに寝かしつけから舞い戻ることが出来た、
新人研修真っただ中の人、ねじおです。

いや、若い子達賢すぎるわ。

さて、新人研修で「お金」について研修したので、
こちらでもこんな内容で書いてみようと記事にしてみます。

これから個の時代に入っていくにあたり、
キャリア選択の幅も広がります。

在宅・副業・フリーランスでの仕事が当たり前になり、
海外の会社との契約も増えていくでしょう。

そんな働く環境が変わっても人生のイベントは変わらず一定の年次でやってきます。

20代後半~30代には結婚や出産。
40代~50代になると子の進学。
60代を前にすると仕事と老後のバランス。

各年次でこんなことが起きるから、
若いうちから認識をして計画的に自分をデザインするんだよ、という内容で書いてみます。

これから社会人として社会に飛び込んでこられた方や、
30代・40代を前に今後のキャリア形成に悩む方の参考になれば幸いです。

●お金は大事

若いうちは生活が苦しくても頑張れ。

みたいな風潮もありますが、
生活にある程度の余裕が無いと、人は落ち着けないので仕事にも身が入らなくなります。

そもそもお金(労働対価)は大事です。

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▲ご存じマズローの5段階欲求

生活に余裕が無いと「安全欲求」が満たされていないことになるので、
次の「社会的欲求」である結婚や自身のキャリアアップの実現に目線が向けられなくなってしまいます。

やりたいことが出来てもそこに投資する原資(お金)や時間が無ければ、出来ないですよね?

夢を追いかけて、収入が少なくてもその仕事やそのチャンスを追いかけることは悪い事ではありませんし、応援したい気持ちもあります。

ただ、限度や期限はご自身の環境と周囲の環境から、見極めておいた方が、キャリアの振り直しが早くでき、「万策尽きた!」という事態にならなくて済みます。

個人的には、新卒でゲーム会社を目指して就活して、夢破れたのであれば、一般職でもそれなりに収入が安定している仕事をしながら改めて自己研鑽をして中途採用や第2新卒として再挑戦するほうが、よほど安全に志望の仕事に就けると考えています。

▲過去記事参照

●ゲーム業界は年収が安い?

正直会社と地域によりますが、
安い会社は無茶苦茶安かったりします。
(30代で年俸350万円とかだと、安いなぁ…と感じます。)

そもそも年収は市場の規模と利益率。
+αで業界の人気からある程度決まります。

エンジニア職とかであれば、

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AI>IT>SIer>Web>ゲーム>ソフトウェア

みたいな感じになるので、
ゲーム業界で仕事をするよりは、Web業界。
Web業界で仕事をするよりは、IT業界で仕事をする方が収入は高くなります。

ほぼ作るものの価格(市場規模)通りですが、
ゲーム業界は新卒人気が高いので、20代の平均年収が低く出る傾向があります。これが+αの人気によるデバフ効果ですね。

アニメ業界が低賃金でも成立してるのは、
それだけ人気でなり手が居るからという面もあります。(たぶん)

●年齢層別お金の話

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※2019年家計調査資料より

いつかは結婚して、子育てをするという考えの方の場合、
一般的には年齢を重ねると、50代までは支出が増え続けます。

食費はもちろん、光熱水費、教育費が顕著に家計にのしかかります。

60代で子供が独立して老後生活に入り、
夫婦での生活となり支出は減少に転じるというのが現時点の消費の傾向です。

あくまで平均値ですが、
子どもを1.3人(出生率)育てる場合、50歳時点で月額40万円程度の世帯収入が無いとしんどい。ということになります。

逆に言うと、共働きでも激務で残業代で稼いでも、早い段階でこのラインを越えられると、一つ目安としては安心してよいと言えることになります。

今後は定年も伸びますし、年金も期待できないので、
私の年代でも70歳くらいまでだらだらと働くか、
50代までにガツンと稼いで早期リタイアするかは選択しないといけないかな?と思います。
(私はファイナンシャルプランナーではないので…参考までですが)

●まとめ

あくまで結婚をするという場合の事例を書きました。

というのも未婚率は上がっている(男性24.2%、女性は14.9%)のですが、
それでも大半の方は結婚をされるので、、、。
(未婚率が40%超えてくると、それはもう国崩壊のお知らせかと思います。)

人の欲求には限度が無いとよく言われる通り、
お金を稼ぎだすと、どこまでも上を目指してしまいますし、
一度上げた生活水準はなかなか下げられないのは世の常です。

ただ、こんな感じで、
自分の生活において、人生設計において、パートナーとのキャリアについてという目安を持っておくと、
仕事の選択や転職時の指標が出来、独立やフリーランスとして仕事をしていく場合も、「最低限いくら家に入れないといけないから…」という守るべきボーダーラインを引くことが出来ます。

最初に書いた通り、
今後副業・兼業・独立がどんどん容易になっていきます。

海外からの仕事や、労働者も入ってくるでしょう。

そんな労働環境の中で、
自分のどのスキルが高く売れるのか。
どの分野で自分を売っていくのかというセルフブランディングが求められることになります。

お若い方には、是非20代の自由な時間が取れるうちに、
伸ばしたいスキルを伸ばして、やったことないことを経験していって欲しいと思います。

これから社会人として社会に飛び込んでこられた方や、
30代・40代を前に今後のキャリア形成に悩む方の参考になれば幸いです。

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【過去記事】
人事的な記事⇒https://note.com/negikojyo/m/mb13243fd1754
中途採用の記事⇒https://note.com/negikojyo/m/m065b4610a93e
新卒採用の記事⇒https://note.com/negikojyo/m/m2326398a03cd
note/Twitterの記事⇒https://note.com/negikojyo/m/mdbb149c98460
その他雑記⇒https://note.com/negikojyo/m/m438046a9fda7


【ココナラ】
お仕事相談始めました⇒https://coconala.com/services/1467603?ref=profile_top_service

ジュース奢ってくれるんですか!? え!?コーヒーでもいいんですか!? 今から超がんばります。