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「常識」という人こそ常識がない

身の回りに「お前常識ないな」と言っている人はいませんか?
また、自分がそのようなことを言ってしまった経験はありませんか?

言われた側は傷つく言葉ですが、この記事では
「常識ない」と言われても気にしなくてもいいよ
という話をします。


なぜ言われても気にする必要がないのか?

これには理由が2つあります。

  1. 言った人と言われた人が、逆の立場になる可能性がある

  2. 全ての常識を完璧に覚えている人はいない

1. 言った人と言われた人が、逆の立場になる可能性がある

登場人物としてAさんBさんがいるとします。
AさんがBさんに対して「常識がない」と発言した場合、
図の赤い場所を指摘していることになります。

AさんとBさんの常識の図

この図を見れば気づくと思いますが、
青い場所は「Aさんが知らない常識」なのです。

つまり、さっきまでBさんをバカにしていたAさんは
場合によってはバカにされる立場になる可能性があるということです。

状況によって常識というのは変わるものです。
大阪人にとっては、大阪弁で話すことが常識ですが、
福岡の人にとっては、博多弁で話すことが常識です。

大阪の人が福岡の人に「大阪弁で話すことが当たり前」と言っていたら変ですよね。
人によって常識の定義は異なるので、そもそも人をバカにできるものではないのです。

2. 全ての常識を完璧に覚えている人はいない

先程は「そもそも人によって常識は違う」という話をしました。

ここで、
「大体みんなが知っていることが常識なのだから、
人によって違うものはそもそも常識と呼ばない」

と反論があると思います。

仮に共通認識の「常識」があったとします。
あなたはそれを全て完璧に覚えている保証はありますか?

義務教育で習ったことを全て覚えていないのと同様に
全員が全員、全ての常識が頭の中にあるわけありません。

結局、覚えているものには個人差があり、
以下の図のようになるのです。

AさんとBさんの常識の図

まとめ

このことから、「常識ない」と言われても傷つく必要はありません。
賢い人であればわざわざ「常識ない」なんて傷つくようなことは言いません。

ただし、1つだけ注意点があります。
傷つく必要はないですが、次に活かす必要はあります。
「この人にとってはこれは常識なんだ」と理解し
合わせることが円滑なコミュニケーションに繋がります。

ネガティブには受け取らず、次に活かすことで自分自身の成長に繋げましょう。

#常識 #メンタル #会社

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