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しゅわっとする日々 姉について

◆NEFNEに関わる人たちによる自由連載《汽水域の人々》
雑貨屋&フリースペースのお店「NEFNE」で交わるひとびと。多様な執筆陣がリカバリーストーリーをはじめ、エッセイ、コラム、小説など好きなように書いています。

こんにちは、松竹梅です。よろしくおねがいします。

今回はぼくの姉について書いてみたいと思います。

ぼくと姉はふたりきょうだい。年の離れた姉はもうすぐ二十歳になります。ぼくが言うのもなんだけど、姉はまあまあ美人です。

姉は夏が嫌いみたい。いつも夏場はぐてっとしてます。今もだるそうに素麺をすすってます。ここだけの話だけど、姉は未成年のくせに梅酒をよく飲んでます。ほろ酔いの姉はちょっとエロくなります。無防備すぎて目のやり場に困ったり。
姉は扇風機をひとり占めしたり、ぼくが食べてるアイスを半分以上かじったり、むかつく時もあるけど、ぼくが中学生にいじめられてる時とか全力でまもってくれるし、それにぎゅってされるといいにおいがして照れくさいけどとても落ちつきます。

ぼくは姉が大好きです。

ところで、オザケンは「神様を信じる強さを僕に」って歌ってたけど、信じたら神様はあらわれてくれるのかな。神様よりはもうすぐ二十歳の姉の方があらわれてくれる可能性は高いような気もします。それか、もうすぐ二十歳の姉が神様なのかも。ぼくは姉の名前を知りません。ご存知の方教えてください。よろしくおねがいします。

【今回の執筆担当者】
松竹梅/好きな食べ物は麺類と鍋もの、好きなチューハイはキリン本搾りレモン。幸せになりたいです。

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