サボりがちなアストンヴィラくんまとめ第10節まで編

やっぱり毎節更新は無理でした。人間、慣れないことはやるもんじゃないですね。とりあえずお茶を濁すべく、ここまでの試合を総括して第10節シティ戦後の簡単なチームレビューを出来ればと思います。

ここまでのスタッツは主にこんな感じ

出場試合数

10 Heaton / Engels / Mings / Grealish / McGinn / Wesley(全試合スタメン出場)

9 El Ghazi(7試合スタメン+2試合サブ) / Trezeguet(6試合スタメン+3試合サブ)

8 Guilbert 

出場数トップ3はこんな感じ。守護神ヒートンとCBコンビのエンゲルス・ミングス、中盤でコンビを組むグリーリッシュとマッギン、ワントップを務めるウェスレイが10試合全ての試合でスタメン。チームのセンターラインをほぼ固定して戦っていることがわかります。

このセンターラインで唯一固定されていないアンカーの位置ではドウグラス、フリハンが4試合ずつスタメン、なんとトップはマーベラスナカンバが6試合でスタート。左利きのアンカーで上背はないけどセカンドボールの回収能力に優れた選手という印象。左サイドバックのターゲット、直近の試合では左のワイドで出場したグリーリッシュとの絡みも良く、今後の活躍も期待できる。個人技で突破出来るトレゼゲ、エルガジ、グリーリッシュをサイドでローテしながら使うことで真ん中のフリハン、マッギンを同時期用しつつ守備力も計算出来るナカンバで支えることが出来るメリットが。展開力はドウグラスに劣るもマッギンとフリハンに攻撃を任せることが出来るメリットの方が大きい。

そして右サイドで8試合スタメンとエルモから完全にポジションを奪ったギルベールは攻め上がりのタイミングもよく、パスが来なくても諦めずに走る、最後のクロスも質が良い注目のタレント。プレミアでも上位の選手になると思うし、何より顔面が強い。

現時点でのスコアラーは

4G Wesley(4G1A)

3G McGinn(3G1A)

2G Grealish(2G3A) / El Ghazi(2G3A)

カナリーズとのアウェーゲームでハットトリックを逃したウェスが4ゴールでチームトップ、続いてノースロンドン絶対殺すマンとして名を挙げたマッギンが3ゴール。地味に面白いのはグリーリッシュとエルガジがそれぞれ2ゴール3アシストで並んでいるところ。グリーリッシュはここ何年か点に絡めれば大成すると言われながら逸機が目立ったものの今季はここまで10試合で5得点に絡むパフォーマンス。ガジもスタメンとサブを経験しながら得点とアシストを重ねる活躍でグリーリッシュとスタッツで並ぶ。この二人は割とポリバレントな使い方も出来るので、それでも数字を残していけるのは今後のシーズンでポイントになりそう。

一方、新加入のアタッカーではトレゼゲがここまで1アシストと思うように数字に絡めず。それでも試合では効果的なドリブル突破を見せるなどパフォーマンスは悪くないと思うので、今後も腐らずにこれを続けてもらいたい所存。グリーリッシュやガジがスプリントで振り切れない印象がある中で、トレゼゲは割と足が速そうなのも他とは違うポイント。ウイングプレーヤーの割にゴリゴリしが体格と、気の利いたプレスバックで守備を助けたりと非常にクレバーな選手だと思うので期待しています。新加入ではホタもここまで若干物足りない印象。こちらは小柄なスペイン人でいかにも技巧派なアタッカー。ウイングと聞いてたけどハーフスペースの攻略や判断の速さ、ボールキープに優れた1.5列目といった印象。そもそも2試合のスタメンと3試合のサブで出場数がそもそも少ないので、彼にももう少しチャンスを与えて欲しいところだが、タイプ的にグリーリッシュと被る感じがあるのでちょっと厳しいシーズンが続きそう。


個人的にここまでのMVPは全試合スタメンでゴールマウスを守る新加入のヒートンか、ついに代表デビューを果たしたミングスが候補。次点でマッギン。今後のシーズンでまた評価する機会は作ろうと思うけど、この3人がトップフォームを維持できれば少なくとも残留という最低限の目標は果たせそうかな、と見ております。


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