チェンジではなくシフト、そしてフレキシブルに。

スケジュール的には文章を書いている場合ではないし、それよりも私は睡眠を取るべきなのですが、今日はどうしても書いておいた方が良い気がしたので、noteを開いております。ご無沙汰しております、マリエです。

現在、岡﨑育之介監督の映画「うぉっしゅ」の準備期間中です。映画の世界の大先輩、勝手ながら師匠のように思っている神原健太朗さんと共同プロデューサーとして作品に関わっておりますが、長編作品かつ、ここまでの大所帯となる現場は初めての事で、しかもW主演には中尾有伽さんと研ナオコさん！とんでもない事になっております。そんな中、クラウドファンディングも実施中です。締切まで、あと1週間を切りました。クラファンのページには、監督渾身のプラン一覧が並んでおりますので、一見の価値アリです。まだご覧になっていない方は、覗いてみるだけでも是非。

映画の世界に足を突っ込んだ？引きずり込まれた？人間として、今年3月以降、短編映画『Veils』のプロデューサーとして、全国各地の映画祭にお邪魔しています。埼玉・佐賀・東京・京都・徳島・兵庫・福岡・静岡。改めて挙げてみると凄いですね。インディーズミュージシャンとして全国各地を旅していた頃よりもアグレッシブな移動をしているのではないでしょうか……。面白いものです。

ただ、途中でひとつ気付いた事があって、「作品を携えて、まだ見ぬ誰かに届けに行く」というのは、あの頃と全く変わらないんですよね。逆に、ひとつ決定的に違うのは「自分の作品を届けに行く」という感覚ではなく、「作品に関わって下さった全ての皆さんを代表して届けに行く」というもの。これだけは、確実に新しい感覚でした。本当に面白いものです。

情報解禁前のものもあり、ローリエ（月桂樹）はまだまだ増えていく予定です。作品に関わって下さった全ての方々にとって自慢の仕事になるように、と常々申し上げてきましたが、私自身にとっては既に自慢の仕事になっています。もう、自信満々。

そんなこんなで全国津々浦々、映画祭行脚をしていたら100枚以上の名刺が突然消え去っていったので、新たに発注。この機会に裏面を少しだけアップデートしました。（ヘッダー画像参照）

私のアイデンティティは映画の世界ではなく音楽の世界にあると思っているのですが、全くもって音楽の「お」の字も見当たらない事になってしまいました。ただ、私にとっての音楽は、昔も今も当たり前に側にあるものなので、あえて記す必要を感じていないのかもしれません。いやまぁ、名刺交換するような初対面の人には何も伝わらないんですけども……。（笑）

それでも、定期的であったり突発的にでも、私に音楽の仕事を依頼して下さる方が身近にいるというのは、何ものにも代え難いな、と思っています。実は昨夜もひとつ、新たな顔合わせのようなものがあったのでした。これからが楽しみです。

どの世界にいようとも、自分のために、ではなく、誰かのために、チームのために、動いていく楽しさをひとつずつ知っているところです。

スケジュール的には文章を書いている場合ではないし、絶対に寝た方が良いのだけれど、なんだか深夜に書き残したくなる日もあるもので。お付き合い下さり、ありがとうございました。

明日も頑張ります。