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うつ病と背中合わせの、僕の想い

こんにちは。最近、ようやく春めいてきたね。僕は花粉症で日々くしゃみと鼻水で顔がもみくちゃだ。

みんな、人生楽しんでますか?自分らしく生きてますか?僕自身、ここ数ヶ月、ジェットコースターみたいに浮き沈みが激しい日々が続いていて、とても辛い。

以前、したためたnoteにも書いたが『うつ病』を抱えながら、なんとか今生きてる。皆さん、『うつ病』って知っていますか?

かなり簡単に説明すると、皆さんも、落ち込んだり、不安でどうしようもなくなったり、夜眠れなくなったり、動悸がしたり、そんな心や体の変調は多かれ少なかれ体験したことがあると思う。それが『頻繁』に生じる『病気』だ。

人によってその周期や症状は様々で、僕の場合は一日の中で好不調の波が変動し、不調の波になったら、一定期間ずっと落ち込む、抑うつ状態になって動けなくなる特性がある。

その『うつ病』というやつと、喧嘩したり、仲良くなったり、また喧嘩したり、を繰り返しつつ、少しずつ回復に向かってきている実感を最近感じている。

キッカケは、今の会社に入社したことだろう。もう4年?くらい働いているが、仲間の支えがとても愛情深く、僕を必要としてくれていて、おかげでなんとかうつ病を抱えながら生きられていると思っている。

ただただ、感謝しかない。

でも、『働く』ってとても難しいなって思う。日々変動する病気の状態と向き合いながら、比較的安定性の高く、質の良いパフォーマンスを発揮する必要がある。

組織で、チームで仕事している以上、僕が不安定であることによって、プロジェクトの進捗が遅れたり、それがそのまま売上に悪影響を与える可能性だってある。会議中に頭が働かないことだって、少なくない。

だから、僕はそんな状態をなるべく皆にシェアするようにしている。そうすることで、急に僕が動けなくなっても、組織としてチーム活動への悪影響が最小限であるように。と。

僕にとって、今の会社はとても大事で、できる限り後世まで残っていてほしいと思っている。そして、できれば今後もそれに貢献していきたいと思っている。

ただ、僕がそれを阻害する要因、足を引っ張る要因になるのでは、といった恐怖や不安は常に抱えて仕事している。

僕にとって大事なのは、前述したとおり、今の会社が後世に渡って残ることであり、残ることで多くの方々にサービスを利用してもらい、幸せが増えていくことだ。

これを実現する上で、僕が阻害要因となるのであれば、喜んで身を引こうという覚悟を持っている。当然、その時点でできる限りのことはやった上で。

それだけ、僕は今の会社を、皆を大事に想っている。

仮に、僕が今後も今の会社に在籍することができたとして、どう貢献していきたいかといえば、『経営スタッフ』として貢献していきたいと最近考えている。

この本に『経営』ってなに?ってことが書いてある。

「会社」とは、まさに「かかわり」という無数の目に見えない小枝で形作られているすのようなものです。小枝の一本一本は小さな存在でも、それらがなければ巣はかたちをとどめることができません。
「会社」は誰のものでもない。みんなの「かかわり」による仕組み、みんなのもの。
しかし、会社などの仕組みが、社会的使命に支えられた確固たる「理念」に基づき無形バリューを創出・提供し続けるのなら、たとえ経営者が交代することがあっても「理念」は引き継がれ、仕組みは永く存続していくのです。

どうだろうか?僕も含めて、小枝の一本一本は小さくても、巣をつくり、小枝のかかわりによって有形バリュー/無形バリューを生み出せる仕組みを作り、「理念」を後世に伝えていく。とても素敵じゃないか。

ふと、僕は死ぬときに、どう死にたいかを考える。何を残したいのか、何をやって死にたいか。

僕は、『うつ病を持ちながらでも幸せに生きていける』『うつ病になっても諦めずにチャレンジできる』といった生き方の1サンプルとして、少しでも多くの人たちに、それらを紡いで行きたい。

そんな人が見つかった、誰かの心に僕は生きている、と思いながら死んでいきたいと考えている。

そのためには僕自身、まだまだ闘わなければならないこと、挑戦したいこと、学びたいこと、行きたい場所、はたくさんある。デザインを学んでいるのもその一環だ。そして、『経営スタッフ』として、末永く今の会社の理念を後世に伝えていける役割を担いたい。

この病気は、すぐに良くなるものじゃないし、かなりゆっくりのペースでしか進めないと痛感している。だから、そんな僕が『経営』なんてものに携わって良いのだろうか、携わる資格なんてないんじゃないだろうか、と不安が心を支配してしまう。

現在『経営』に携わってっているわけではないけれど、責任が重くなる分、『安定感』という要素はとても大事なんだろうなと思う。それは僕が長年手に入れたくて必死に生きてきたけれど、手に入れられないものだ、なんでだろうな、こんなに必死にやっているのに。と落ち込む日もある。

でも僕は今、会社に在籍している。だから、いくら落ち込んでも、辛い日があっても、またこの素晴らしい会社をより素晴らしくしていくために、立ち上がって頑張ろうって思う。

こうやって、自分のまとまりのない声を書き出しては、自分にエールを送る。皆からもらってばかりのギフトを、僕も返していけるように。

ここ最近、つらい日々の連続だが、また立ち上がって頑張ろう。

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