オススメ作品紹介

暇人向けおすすめ作品紹介。漫画とかアニメとか映画とか小説とかを適当に紹介していくぞい！なるべくネトフリアマプラdアニメストア図書館pixiv青空文庫などでみれるものえらぶね。たぶん。

張六郎『千年狐〜干宝「捜神記」より〜』

古代中国が舞台の漫画。東晋の時代のこと。千年生きた狐・廣天が「人間と知恵比べしよ！」と思い立ち、人間に関わるのはやめとけよという友人の神木・華表の言葉を振り切って(ガン無視して)、博学と有名な人間・張華のもとへ勝負を挑みに行くところから物語は始まる。

こう書くと「かたくるしい れきし もの の まんが かな ？」と思うかもしれないけど漢文の単位落とした私でもヌルッと読めてゲラゲラ笑えてシクシク泣けたから大丈夫！(本当に大丈夫なんかそれ？)

漢文が好き、幻想譚が好き、かわええ〜どうぶつがいっぱい見たい(これマジで重要)、ギャグとシリアスがいい塩梅の漫画が読みたい、森薫(乙嫁語り)とかヤマザキコレ(魔法使いの嫁)とか白浜鴎(とんがり帽子のアトリエ)みたいな絵柄が好き、基本的に一話完結のささっと読める漫画が読みたい人におすすめです。

絵が上手いし話の構成もめちゃめちゃ上手い。固有名詞に画数が多めの漢字多くて「ささっと読める」んとは違くね？と思う人もいるかもだけど、ぶっちゃけ登場人物の名前も地名も国名も時代も覚えないで読んで大丈夫。あぱぷーみたいな脳みそでも理解出来る面白さがある。(あと画像の子がおとこのこかおんなのこかは自分で確かめてね！)

ComicWalkerで読めるよ！最新巻は3巻！絶賛発売中なのだ！

千年狐 ～干宝「捜神記」より～

『映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』

先日アマプラに追加されました。全人類観よう！以下あらすじは公式サイトから引用。

ある日すみっコたちは、お気に入りのおみせ「喫茶すみっコ」の地下室で、古くなった一冊のとびだす絵本をみつける。 絵本を眺めていると、突然しかけが動き出し、絵本に吸い込まれてしまうすみっコたち。 絵本の世界で出会ったのは、どこからきたのか、自分がだれなのかもわからない、ひとりぼっちのひよこ・・・？
「このコのおうちをさがそう！」
新しいなかまのために、すみっコたちはひとはだ脱ぐことに。 絵本の世界をめぐる旅の、はじまりはじまり。 (映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ 公式サイトより)

ツイッターで割と話題になった(と私は思っている)本作、気になってるけどまだ観てない……という人は早く観てね！1時間5分という短さなので気軽に観れます。(まあ長いと子供飽きちゃうもんね)(私は飽き性なのでピッタリでした！バブバブ！)

私が劇場で観た時は序盤はちょっと眠い……(可愛い音楽、パステルカラーの画面、人間の声は優しいおにいさんのナレーションのみだったためここはリラクゼーション施設？という感じだった)けど、一つ一つの場面が全部意味がある。何せ1時間5分しかないので。

子供向けの作品って、やっぱりどこか斜に構えて受け取ろうとする自分がいると思うんですよね……。子供の頃にアンパンマンやクレヨンしんちゃんやドラえもんやプリキュアや戦隊ヒーローやウルトラマンに感動して心動かされる経験があったはずなのに、大人になると「子供向け」ってだけで自分に関係無いものとして扱ったりちょっと軽く見たりすることあると思うんだけど、そういう人にこそこの映画は観て欲しい。(もちろん子供じゃなくなってもアンパンマンやクレヨンしんちゃんやドラえもん以下略が好きだって言う人はいるしその人たちにすみっコぐらしが向いてないと言いたい訳では無い)

にしてもま〜〜〜とにかく画面がふわふわきらきらでめちゃくちゃ可愛いので、アロマとか焚いて観るとリラックス効果がある。これはがんに効く(大嘘)。観終わったら主題歌の原田知世『冬のこもりうた』の歌詞を検索してね。一緒に『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』を観終わった世界を味わおうな。

primevideoで「すみっコぐらし」で検索！

公式サイト↓

http://sumikkogurashi-movie.com/

かんばまゆこ『錦田警部はどろぼうがお好き』

読む抗うつ剤。

一度絶版(？)になったが根強いファンの応援により、次にくるマンガ大賞で高順位にランクイン、そこから新装版が発売というシンデレラストーリーをキメた最高ギャグ漫画。『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』と同じ作者です。

ギャグ漫画として最高すぎる、登場人物が愛すべき馬鹿すぎる、何から何まで最高が詰まった抗うつ剤。pixivコミックで1話なら読めます。四の五の言わずに読んで春の躁鬱を乗り越えろ。ゴーーーーーシューーーーッゥ！！！！！！！！新装版は3巻まで発売中！

pixivコミック

https://comic.pixiv.net/works/1944

室生犀星『花桐』

ここでまさかの近代文学。

平安時代が舞台。年上の女の恋人にデレデレで四六時中ムラムラしてる男と男が通いつめすぎていや勘弁して…私の風評ヤバいんですけど…でも好きぃ…っ♡ってなってる女のエロ小説です！嘘です！エロ描写はないです！ワハハ女に幻想抱いてるな〜キモイな〜ウケるな〜って読み進めたらまさかのオチでよく分からん気持ちになったので同じ気持ちを味わって欲しいから紹介します。織姫と彦星感あるな……と思って読んでいましたが織姫と彦星はここまで性に奔放じゃねえ。

近代文学あるある、何言ってるか分からない文体！ではなく、めちゃくちゃに読みやすい文体なのでササッと読めます。しかもどちらかというと短編。

室生犀星という作家もめちゃくちゃ面白いんで良かったらウィキで調べてみてね。自分の親友を他人に侮辱された時に椅子振り回したクソヤバ人間だけど手書き文字はギャルっぽい丸文字の猫好きオモロ人間です。

青空文庫↓

https://www.aozora.gr.jp/cards/001579/files/56458_56970.html

ドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから』

「36歳」になった登場人物たちがこれまでの人生で何を見て何を思い、「これから」どう生きるのかを描いたドラマ。36歳ってめっちゃいい。厨二拗らせてる10代じゃなくて、まだまだ若者として括られる20代でもなくて、「そろそろ変わらないと、取り返しがつかないんじゃないか？」感がもう真横にまで迫ってきている「36歳」。登場人物の悩みはみんなバラバラで、痩せたいとかこんな名声いらなかったとか平等な子育てが分からないだとか社会的地位と己の幸福度が釣り合わないだとか、本当にバラバラ。

生きていくことの大変さとか、誰も悪くないのに苦しい現状とか、愛されてるはずなのに、愛してるはずなのに離れていく距離とか、「それでも生きていく」人間の力強さがひしひしと伝わる最高のドラマです。

アマプラで「ディスイズアズ」で検索！

映画『MIB メン・イン・ブラック』

言わずと知れた名作！実はまだ観てないって人は今すぐ観よう。MIBを観てない人間とMIBを観た人間だと社会的信用度が変わります。嘘です。私からの信用度が変わります。

実は1500人以上のエイリアンが人間に擬態して地球で生活している──、という事実を一般人に隠しながら、エイリアンとトラブルが起こらないように、起こったらすぐさま対処できるように秘密裏に活動している最高秘密機関MIBに所属するエージェントたちが頑張るお話。ほら、お前らの好きなバディ物だぞ。(主語を変えるのはよくないです。私がバディ物好きなだけです)(はい)

ウィル・スミスが最高〜なんじゃこれ。もちろんトミー・リー・ジョーンズも最高。あとエイリアンがキモくて最高だし、ボタンﾎﾟﾁｰしたら壁が動いて武器庫が現れる！みたいなロマンたっぷりの最高映画！テンポもいいし画面もカッコイイ、飽きない映画！最新作はまだ観てないんですが1~3はとりあえず最高の面白さを保証します。アクションシーンカッコイイしコメディ色強いのでさくさくぽんぽん話が進む。作中の小難しい話はウィル・スミスと一緒に「ハ？」って顔で聴いてればいいよ。

いやマジで面白い。最高。まだ観てない人間には今まで紹介してきた中で真っ先に摂取、いや視聴することをオススメします。薬か何かか？

アマプラで「メンインブラック」で検索！

紹介飽きたのでこの辺で終わります。暇すぎて死ぬ人はなんか摂取してください。おわり。