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ORANDO一日店長〜弘前の主婦・福島由美さん 津軽の郷土料理「けの汁」〜

食を切り口に、期間限定でHIROSAKI ORANDOの店長になってもらう「オランド一日店長」。今回は弘前在住の主婦・福島由美さんが店長となり、津軽の郷土料理「けの汁」を振る舞ってくださいました!

はじめに

■店長プロフィール

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福島由美(ふくしまゆみ)
新潟県出身。幼少期から父の転勤に合わせ、結婚するまでに25回の引っ越しを経験。結婚を機に弘前に移住し、21年。
津軽ひろさき歴史文化観光検定上級(#0009)を取得してから、弘前公園の周りを四季折々ぱやぱやしています。冬に咲くさくらライトアップ実行委員。

■概要
・日  時:2月27日(木)11:00-13:00
・メニュー:けの汁定食(800円)※15食限定
 ・けの汁(焼き昆布・ずんだの2種)
 ・自家製梅干し(2018-19年漬け)
 ・黒豆
 ・ごはん

イベントが生まれたきっかけ

福島さんは、弘前城雪燈籠まつりのプロジェクションマッピングの賄い担当としてなど、一度にたくさんの料理を作ることにはもともと慣れていたのだそう。
2月3日・節分の豆まきイベントで福島さんがはじめてオランドを訪れた際にスタッフに一日店長について訊いたところ、「ぜひ食べたい!!」ということで今回の企画が立ち上がりました。
行ってみると何かが起こる場所、それがオランドです(笑)

今回のメニュー

今回のメニューは津軽の郷土料理「けの汁*」の定食。けの汁は地域や家庭によって具材や作り方が異なる、昔ながらの味です。大正生まれの義祖母さまから伝承された福島家の焼き昆布のけの汁と、最後に「ずだ(ずんだ)」を入れるコクのあるけの汁の二種類を作っていただきました。さらに自家製梅干し(2018-2019年漬け)と黒豆も用意してくださいました。

*けの汁とは“粥の汁(かゆのしる)”がなまって“けのしる”となったとされています。だいこん、にんじん、ごぼう等の野菜類と、ふき、わらび、ぜんまい等の山菜類、油揚げや凍み豆腐などを細かく刻んで煮込み、味噌やしょうゆで味付けした栄養豊かな汁物です。(参照:けの汁|青森のうまいものたち

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当日のもよう

開店時間の11時になると、どんどんお客さんが集まってきます。事前に「限定15食!」と告知していたこともあってか、あっという間に店内は満席に。福島さんのご友人をはじめ、飛び入りで食べにやって来たお客さんもあわせると全部で19食分の定食が振る舞われました!

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けの汁のだしとお味噌の香りと白ごはんの炊けるにおいが漂う店内は、訪れたお客さんの美味しそうな笑顔と楽しげな声が広がっていました。
気づいたらお客さんが持ち寄ったお菓子で「いも当て*」大会が開催される場面も。

*いも当てとは、白あんが入った大きさの異なる揚げドーナツをくじ引きで選んで食べるくじ付き駄菓子。親(当たり)が出ると大きいものが食べられる。弘前市の佐藤製菓が製造・販売。
(参考:懐かしのくじ付き駄菓子「プチイモ当て 青森りんごあん」|青森のうまいものたち


最後のお客さんを見送ってから、スタッフも実食させていただきました!

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焼き昆布のけの汁は、昆布の香ばしい風味が口の中にふわっと広がります。ずんだの方はお豆の甘さが感じられるほっこりとした味わい。仕込みを含めて、料理の完成にはなんと4日!かかったのだとか。丁寧に作られたことが味からも伝わります。
ふっくらと甘く煮た黒豆は、食べ終わったあと煮汁をお湯で割って黒豆茶風にすると最後まで美味しくいただけました。甘くない梅干しは一口かじるだけでごはんが進む進む。
ふるさとの味、沁みる……。

おわりに

普段の食生活を振り返ってみると、なかなか郷土料理を食べる機会がなかったことに気づきました。土地の食材や味を地域の人が大切にしてきたから、今こうして私たちが美味しく味わえるのですね。


いつもはワーキングスペースとしての意味合いが強いオランドですが、この日はカフェらしい空間となっておりました。福島さん、来てくださった皆さん、来られなかったけど気にかけてくださった皆さんも、ありがとうございました!
また、今回はじめてオランドを訪れたというお客さんも多く、「気になってはいたけれど、入る勇気がなくて……。でも、入ってみるといい場所だね」と言っていただけたことも、オランドスタッフとしてはとても嬉しかったです。

オランドは、4月には1階・カフェのリニューアルと1階奥・ギャラリースペースのオープンを、夏には2階にゲストハウスの開業を予定しています。地域の皆さまや市外・県外の皆さまに、さまざまな形で楽しく過ごしていただける場を目指し、日々進化しております。ぜひふらっと足をお運びいただけたら嬉しいです。

今後も引き続き、皆さまと楽しめるイベントを企画していきます。お楽しみに!「こんなことがやってみたいな」というアイデアがありましたら、お気軽にオランドスタッフにご相談くださいね。

(文・スタッフ青木)

NCL弘前メンバー募集!&説明会開催中

オランドを運営しているNext Commons Lab 弘前(NCL弘前)は地域おこし協力隊制度を活用し、HIROSAKI ORANDOを拠点に新たなビジネスモデルの創出を目指しています。

全国10ヶ所で展開されており、弘前では2018年からスタート。弘前でも地域資源の活用や課題解決のためのプロジェクトを立ち上げ、テーマに沿って事業開発に取り組んでいます。現在は8名のメンバーが活動中。自分たちの手で理想の暮らし方や働き方を実践しています。

引き続きメンバー募集中のプロジェクトもありますので、興味のある方はぜひ下記をご覧ください!http://nextcommonslab.jp/hirosaki/

また、エントリーを検討する方には個別説明会も実施しています。ご希望の方は以下までお問い合わせください。ncl.hirosaki@gmail.com

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NCL弘前は、地域おこし協力隊制度を活用して新たなビジネスモデルの創出を目指しています。地域資源の活用や課題解決のためのプロジェクトを立ち上げ、テーマに沿って各メンバーが事業開発に取り組んでいます。2018年に拠点「HIROSAKI ORANDO」をオープンしました。