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ローソン スマホペイ体験(店舗拡大後)

2018/4/23~5/31まで3店舗で実証実験を行っていたものが、店舗拡大ということで(すでに実証実験時も体験済みですが)改めて秋葉原のローソンに行ってきました。

ローソンスマホペイが体験できる店舗
■ ローソン JEBL秋葉原スクエア店
東京都千代田区神田練塀町85
■ ローソン フジテレビ店
東京都港区台場2‐4‐8
■ ローソン 晴海トリトンスクエア店
東京都中央区晴海1-8-16 晴海トリトンスクエア2F
■ ローソン TOC大崎店
東京都品川区大崎1-6-1
■ ローソン ゲートシティ大崎店
東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イースト1F


早速ですが体験動画はこちら。

楽天ペイは初回注文時に限り、IDとPWの入力を求められますが、2回目以降は不要です。
基本的には実証実験時同様にスムーズに完了しますが、2点ほど改善点があります。

1点目は決済完了が分かりづらいことです。
QRコード読み取り後に読み取り端末自体が光ると同時に音も鳴るのですが、スマホ側はもちろん、設置してあるタブレットや画面には完了を示すアナウンスが何も表示されないため、本当に完了したのかが不安になります。(端末が光るといっても端末自体が小さなものですし、音も店内の様々な音にかき消されるので、若干万引きのリスクも高まるのではとおも思います。)
とはいえスマホ側ではQRコードが読まれたことは判別できませんので、設置してあるタブレット等で表示ができるのか、システム面での検討は必要ですね。

2点目はアプリでの遷移が多いことです。
《入店前》1.アプリ立ち上げ→2.店舗検出
《入店後》3.スキャン(商品点数分)→4.カート→5.購入画面→6.決済選択→7.(楽天ペイの場合なら)楽天ペイトップ→8.内容確認→9.完了→10.QRコード表示
約10個ほどの工程を経る必要があるため、特に商品選定後の読み取り端末付近でのもたつきが懸念されます。
とはいえ、ユーザも慣れてくると(入店前はいわずもがな)入店後でも商品をピックと同時にスキャン、読み取り端末に行くまでにQRコードを表示させる、ということになるかと思います。


目的は混雑解消による満足度向上とひいては省人化にも繋げることだと思いますが、コンビニでは混雑原因の1つであるホットスナックや、ローソンでは以前から指摘されていたコーヒーにおいてもセルフとなっており、店舗オペレーションコスト低減へ向けていろいろと試してますね。


また、ChargeSPOT(体験記事はこちら)やイートインスペースで使うための?アロマディフューザーなど省人化とは別に顧客体験価値向上に向けての施策も取り入れてますね。


さらにイートインスペースには専用タブレットも設置してあり、dマガジンや日経新聞(別途登録が必要)を読むことができます。

電源やUSBのタップもありますね。


これはローソンに限らずファミリーマートのセルフレジでも同じなのですが、決済後の袋詰めもカトラリー類やビニール袋が置いてある決済端末前で行う必要があり、これが実際の決済以上に時間がかかる場合もあって、後ろに並んでいると結構ヤキモキしてきます。
(店舗スペースの考慮も必要ですが)できれば袋詰めスペースを隣に用意できるとよりスピードが出てくると思います。

セルフレジのように大きい端末では難しいですが、ローソンでは今後ユーザも慣れてくるにつれ別途画面や説明資料を省きQRコード読み取り端末のみであれば、上記画像のような小スペースでも複数置くことも可能かもしれませんね。



以上。

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