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噛み締めるほど悔しい思い - 転職活動

転職活動をたまに行なっています。
それは、Wantedly経由だったりで、
稀にスカウトが来るので受けたりしています。

正直な所、今の職場に給与以外に大きな不満は無いので、
受ける必要は無いのですが、会社の事業内容を見ると、
なかなか面白い会社からお声が掛かる事があるので、
断る理由もなく転職活動を行います。

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ここで凄く感じるのが、病気や障がいという壁です。
メンタルヘルス上の課題を持っている場合、
そこが常に壁として立ちはだかります。

もちろん、病気や障がいを隠す事も出来るのですが、
健康診断で結局バレるので、嘘偽り無く話します。

とは言っても、面接の最後の方で言うのですが、
それまでどれだけ興味を持って頂いた方でも、
病気と障がいについて話した瞬間に、
目の前で興味を無くすのが見て分かります。

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ここには、何点か理由があると思います。

Wantedly経由で採用活動を行なってくる方は、
大方スタートアップやベンチャーである場合が多く、
一般的にお荷物と捉えられる障がい者を雇う余裕がない。

安定的に働く事ができず、特に自分のように精神を
持っている場合は、皆の和を乱す可能性があると思われている。
そもそも偏見が強く、輪に入れたくないと思っている人がいる。

私はパワハラで発症から、現在は正社員として働いているのですが、
病気を発症した所からいくら不可抗力があったとしても、
ブランクが空いてしまっている所を必ず突かれます。

恥じる事も無いので、病気の内容と治療について、そのまま
話すのですが、ここで壮絶なのか、不安を覚える人が多いみたいです。

仕事の再現性ではなく、病気の再現性をイメージさせるみたいですね。

結果的に、向こうからスカウトしてきているにも関わらず、
かなり失礼な面接終了の仕方をされ、選考の遡上にも上がらないのか、
次の日の午前にはお祈りメールが来ます。

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私が思うのは、とにかく「悔しい」という気持ちです。
実績ではどれだけ反応が良かった人でも、本音で喋った人でも、
猛烈なシャットアウトが常に待っています。悔しいです。
そして、その面接官の人間性を読めない自分にも本当に腹が立ちます。

社会は本当に障がい者を「感動ポルノ」でしか捉えておらず、
ただ存在している道具であり、そこにある自分とは関係のないもの、
社会の駒にすらなる可能性すら奪っています。

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本当に、悔しくて、悔しくて、噛み締めるほど悔しいです。
だからこそ、私は社会の常識を変えたくて仕事をしています。

実際、誰よりも仕事をします。

結果は、このnoteでも何回か書いていますが、
社会的にも一定の価値があるだろう仕事をしているつもりです。

しかしながら、私は精神が安定しない時があるので、
稀にお休みをもらったり、過度なストレスがかかった場合に弱いという
弱点があるので、一般的な事業活動上は管理が難しいかもしれません。

そういう面がある事をある程度理解して、
現在の会社は雇って頂いているようです。有難い事この上ないです。

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「これでいいのか?」と悩む半面、この目の前の
精一杯な一歩が、差別の解消に繋がっているという感覚もあります。
なぜなら社内外に病気と障がい持ちである事を、公言しているからです。

「こいつに任せて大丈夫か?」というラインから、
「任せてみよう」にさせる所を経験して、今仕事を掴んでいます。
壁は乗り越えられると本気で考えています。

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私と同じような境遇で、悩んでいる人もいると思います。

けど、悔しい気持ちはやはり昇華して、
自分の行動に落とし込まないと勿体ないです。

悔しくて、悔しくて、噛み締めるほど悔しいなら、
見返すぐらいの行動をしましょう。

病気を持っている人を、障がいを持っている人を、
発言と行動で馬鹿にしている人は、是非見返してやりましょう。

世の中は変える為に存在しているのだから、
良い方に世の中を変えましょう。目の前の現実を変えてやりましょう。

一人一人の壁に立ち向かう姿勢が私は世の中を変えると本気で願っています。

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