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「デカい鼻が交尾で役立つ!?」ブサイクな方がモテるテングザルの不思議

まるでテングのような長い鼻をもった「テングザル(学名:Nasalis larvatus)」は、妙に人間臭い表情のためか「世界で最もブサイクな動物」と言われたりしています。

今回、オーストラリア国立大学(ANU)に所属するキャサリン・L・バロリア氏ら研究チームにより、テングザルが大きくて長い鼻を持つ理由が解明されました。

オスのテングザルたちは、その大きな鼻と鼻腔によって、大きくて低い鳴き声を出すことができ、これがメスを引き付けたり、他のオスを追い払ったりするのに役立つというのです。

研究の詳細は、2024年5月23日付の学術誌『Scientific Reports』に掲載されました。


参考文献

元論文


ライター:大倉 康弘(Yasuhiro Okura)
得意なジャンルはテクノロジー系。機械構造・生物構造・社会構造など構造を把握するのが好き。科学的で不思議なおもちゃにも目がない。趣味は読書で、読み始めたら朝になってるタイプ。

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