240531の日記
朝からタトゥーを予約していたけど まだまだ熱の名残でじんましんが カラダ中を散らばっていたのと微熱で遠くまでは 今日行かれないと判断したので 泣く泣くキャンセルをした。
友人が 働く本屋でプライドフェアをやっているということで 遊びに行った。
友人が担当した棚が最高だった。
わたしがおすすめさせてもらった
📓私の彼女と女友達|チョ・ウリ カン・バンファ訳
があってわざわざ取り寄せてくれたことに感動した。
読みたいなと思っていた現代思想 どんぴしゃで友人が選書していて あってびっくりした。
現代刊行されている<友情>の現在と対になるシリーズだそう。
📓現在思想 <恋愛>の現在 |2021vol49-10
ここ数日間 熱でうなされていたときに読んでいた
📓クィア フェムによる恋愛ZINE|近藤銀河 瀬川貴音 中村香住 水上文
(まだ最後まで読めてないけど最高です)の中で中村香住さんの論考「クワロマンティック宣言」をご本人が紹介されていてとても気になっていた。
友人とは出勤前に軽くお茶をして 選書にまつわるお話や最近の気持ち、 国会に提出する 署名
﹌ジェノサイドを止めるための署名 ﹌
をさせてもらった。
໒꒱
この本屋さんには 雑貨コーナーも兼ねていて アンティークのアイテムやハンドメイド雑貨のコーナーもある。
鳥のモチーフのものがショーケースの中に入っているのを横目にみて 数年前に上京した時 当時の家の近くにあった感じのいいカフェに母と行った記憶が浮かんできた。
カフェの雑貨コーナーで母が言った言葉を思い出しかけたのに 具体的に何だったか忘れていることに気づく。
母は幼少期の家庭にまつわる嫌な記憶をたしかに話していた。
鳥のモチーフの缶切りをみて。
だけど具体的な言葉がもうわたしの頭の中から思い出せない。
✰
半年ぶりに積極的に動物性のものを自ら食べようとしている。
2023年の秋頃 豚がスーパーの肉になるまでのドキュメンタリーを見て とてもショックだった。
肉は食べなさいと言われ続けているものだったから。10月7日以降パレスチナの現状をSNSで見続けているともっとお肉が苦手になっていた。
ヴィーガンになろうと決断した訳ではなかったけれど 極力選択をしないようにしようと思った。
そもそも元々 お肉や魚は得意ではなく野菜の方を好んでいた。
子供の頃ベジタリアンの食生活に憧れた。
だけど今回7年ぶりに高熱を出し 解熱した翌日 会社で起こした貧血に本当に言葉どおりに苦しんだ。
今は積極的に食べなければとおもった理由はこれ。
体調が戻ったらまた植物性中心の食生活に戻すつもりだ。
熱を出したのも貧血なのも 値上がりを言い訳に食べ物の種類以前にろくな食事をしなかったことが原因に繋がる。
そして この不調の感覚は 13歳頃から10代後半まで摂食障害だったことを久しぶりにわたしを思い出させた。
あの頃は自分に全く自信がなく 部活もうまくできないし 自分の持っている取り柄は 女の身体で(当時の感覚のまま言葉を選ぶ) 痩せているだけだと信じて疑わなかったから 食べられなかった。
今、わたしは見た目は好んで女性表象で内面はとてもノンバイナリーだと自覚している。
今普通にご飯を食べられるようになったのは、食事自体が 楽しいことだと教えてくれた友達がいたからだと記憶してる。
わたしは 部則(校則とは別枠での部活動の決まり事)がいくつも存在している所で高校時代を過ごした。
その中に 座れるお店以外の場所での放課後の買い食いをしては行けないという決まりがあった。
部活は 卒業間際までやっていて(嫌々やっていた) あまりに痩せてきた私を友人が学校最寄り駅の近くの路地裏にあった 天むす屋に誘ってくれた。
わたしはその日 子供用の小さなマスクをつけていて 部活が終わる直前にそれを見た友人が「ちょっと痩せすぎやからうちが食べさせたるわ!」っていうようなノリで手を引っ張ってくれた。
子供用のマスクをつけられることも自分の中で 痩せているからだと安心の要素だった。
天むすは大葉のような緑の葉っぱに包まれていて その緑が爽やかで美味しかった。
(あれ天むすだったのかな?)
プラスチックのパックに入っていた。
部活を終えてからなので 最終下校時刻もとっくに過ぎていて 戸締りをする幹部所属の同期や後輩たちの下校時間に差し掛かってきたので 見つからないようにコンビニで買った棒アイスを 自販機の裏に2人で隠れながら食べた。
本当に心がひやひやして楽しくてとてもおいしかった。
もう10年経ってしまった。
そういえば 今思い出したけど その場所は おなじ友人に他校の男子生徒を紹介してもらった場所でもあった。
15歳の頃 このまま 同い年くらいの異性と話さなければ わたしは一生 異性と話せないのかもしれないという焦りを抱いていた。
今ならそれはじぶんのセクシュアリティの受け入れられなさ、共有のできなさの反映だと理解してるけど 当時 誰にとっても失礼なことをしてしまった。
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