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なぜ私は、デザイナーになったのか【後編】

旅好きデザイナーKayoko(@nayo74)です。
前回、自分の素をさらけ出した記事をだしました。

今回はこの後編になります。
前編でデザインに対する興味がわいた私。さて、ここからどうデザイナーになったのか、絵と間にコッソリ黒歴史を交えてお送りします。

オタクな私に、親戚からの一言が

高校時代、あまりにも漫画絵を描いたりアニメ見まくって勉強をサボっていた私に両親が唖然としたところに、親戚が一言。

\漫画学科ある芸大あるらしいよ?/

今みたいにオ・タ・クな文化が浸透してなかったので、マンガ学科も珍しかった当時。え、ナニソレ勉強しなくていいし描き続けれるなんてTENGOKU!!
しかも有り難いことに、うちの祖先は芸術関係の道にも進んでいたのもあり、わりと芸大系に進むのはすんなり受け入れてくれた。
勉強しなくていいじゃんLuckyって思った私。現実は甘くなかった★

甘くない現実に、すぐ目を背けたら
そこには君が居た。そう、デザインが。

オープンキャンパスにいってみたら・・・・
マンガ学科は、ガチ過ぎて無理だった!!!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

すぐに方向転換をし、デザイン科や写真学科に行きました。で、雑誌とかグラッフィックもそうだし、webも好きでデザイン学科を目指すことに決定。
オープンキャンパス行ったことで、デザイン君に出会えました(*´ェ`*)
(ちょっと青春風にいうてみる)

意外と大変な芸大への道

お母さんが情報通なので、早速見つけてきた画塾にいくことに。芸大に行こうと決めたのは高校2年の終わり。その時点で、東京の某有名芸大は難しいと言われました。デッサン2年以上はしないと厳しいと・・・まじか!

関西のほうの芸大いくつかに候補をきめ、画塾に通い出すようになりました。
それが意外とハードだったw

夏休みは毎日8時間デッサンの毎日\(^o^)/

はじめは、濃さの違う大量の鉛筆を用いて、モノトーンでグラデーションを表現、ひたすら真っすぐな線が描けるようになるところからの練習。
一通りの基礎がクリアできたら、円柱とか三角錐のデッサンをし、だんだん色んな商品を描く練習をしました。

知ってました?芸大のデッサンの試験って、3時間で描ききらないといけないんです・・・(鬼畜)

夏休みは、毎日画塾に8時間拘束されつつ、デッサン→合評を繰り返してました・・・。デッサンだけでなく、色彩構成といってポスターを描く試験もあります。こちらも試験本番は3時間なので、徐々に描く時間を短くし、いかに早くアイデアをまとめて形にできるかの訓練しました。

今思うと、結構ハードでした。。+筆記試験もあるので、もちろん勉強も!

そんなこんなで試験を無事に乗り越え、芸大へ\\\\ ٩( ・ω・)و ////

色んなことに興味をもった芸大時代

芸大に入った私が通ったのは、観光デザイン学科という少し特殊な学科。

観光デザイン学科
観光という観点から、地域社会のデザインを考えていくという学科

1回生の時に建築・プロダクト・グラフィック、イベント企画、そしてカメラ(ここでフィルムカメラにハマった)など、”デザイン”に関わる一通りを学ぶことに。

単なるデザイン学科ではしなかったであろう事もしたので、とても面白かったし、今でも建築、イベントなど職種が違う大学時代の友達と交友が深いのもジャンルが違うからこそだなと。
ただ大変だった・・・曜日ごとに各授業で各課題がでるからとても大変だった\(^o^)/ 夜まで作業、学校近くの友達の家に泊まってとかザラでしたw

\この時に少し興味もってたカメラにもハマった/

そして、2回生からグラフィックを専攻し、カメラの授業がなくなったあとも、写真部に入って活動を続けました。そんな順調な学生生活から、このままスムーズに

デザイナーになりま・・・・


!?





そんなわけ、あるないやろがーーーーーー!

ふふふ、実は3回生でこじらせました。


\ネトゲ最高!!!!/

とかいう時期も実はありまして・・・割と単位ギリギリで・・・
割と精神的にやられ、そして気がついたんです・・・・

\あ、両刀使いムリ、無理ムリポ。/

学生で時間あるからといって、ネトゲに走るのオススメしません。。。笑
経験者は語ります、重度のネトゲはオススメしません。
ネトゲの中の生活(人間関係含み)とリアルの生活、両立できるわけない。

わりとしんどかったです。ムリポってなって、辞めました。

生き返ったあと、どうした?

ネトゲでこじらせた人生のあと、わりとリア充になれました。

・カメラ友達ができた(写真のグループ展で一気に友達できた)
・週6学校通った(ネトゲのツケで単位わりとギリだった)
・バイトした(痩せたし、コミュ力上がったし、蕎麦美味しかった)

リアルに楽しむ生活、まじでいいですね(ニッコリ)

で、デザイナーにどうなったんさ?

実は3回生の終わりの時点で、社会人になる自覚が全く働いてなかった私。なんとなく周りに流れて動いてはみたものの、あんまりピンとこなかった。
グラフィックなのか、写真なのか、webなのかボンヤリ悩んでいたある日、

\web制作会社の人らが説明会にきた/

当時はガラケー時代。ネットはあったものの、みんなネット中毒うえぃみたいな今とは違ったし、うちの学校はwebの授業がなかったのもあり・・・
web制作会社の人が説明に来ててもみんなお口あいてポカン( ゜д゜)状態。

唯一、私はずっとwebを趣味でしてたんですね。

これが意外と強かった。ネトゲしてた時もブログをしてたし、何か発表するのにつねにwebを作って触ってとしてきたので、この会社に出会った瞬間、

直感で見学行きたいっていいました。

後日、何も考えてなさすぎて、私服で一眼のカメラぶら下げて会社訪問いったわけですが、話きいてたらインターンくるかい?って流れでインターン3週間いくことになりました。(いま考えても、若いって恐ろしいと思う)

いった会社のインターンが・・・・とてもたのしかった。

Photoshopでの小技いっぱい教えてもらえたし、みんな親切だし(毎日全身緑の服の人がいたり、ドバイ好きすぎて毎回いくっていう人らもいたけど)、毎日楽しすぎて・・・

最終日、終わるの嫌すぎてボロ泣き

\\\\ 速攻で内定貰った ////

なんていう、幸せな流れでデザイナーになりました。。
これだけ見ると順風満帆ですが、そうではなかったんです。

自分を追い込んで
成功させた4回生の夏休み

インターンするタイミングが決まったのは夏前、4回生なのに、単位もギリギリで必死だった状態でした。グラフィック専攻だった時にお世話になった先生にも課題待ってもらったりもして迷惑かけたのもあり、最後にちゃんとしよう!と決めてやったのは個展。しかもインターンの直後にしました。

4回生の夏=インターン3週間+個展1週間のハード生活!

インターンからの個展の流れは本当に大変で、ギャラリーのオーナーさんや親にも助けてもらいながら達成したと思う。
個展時は1週間ずっと在廊してましたが、初めて自分だけの作品をネット以外できちんと見てもらい、感想をもらえて元気がでました。きっとこの経験がなかったら、デザイナーを続けてないしモノづくりが好きにならなかったと断言できます。

\個展当時の作品/

写真使ってコラージュしたのを透明な紙に印刷した作品と、友達を撮った写真も透明な紙に印刷して展示。コラージュ作品は、本当はガラスに写真をプリントして、割りたかったっていうコンセプトがあったけど実現できず。
割れたガラスの代わりに、鏡を割って撮影して素材にし、コラージュ作品として展示しました。この手法ので、また展示したいな。

\ま、疲れたよね、あの時は/

お疲れさま、あの頃のわたし。



そんなわけでいま、
旅好きデザイナーとして、Kayoko(NAYO)はいます。

社会人になって10年たってしまい、すっかり純粋にモノを作る楽しさを忘れかけてた気がしてたちょっと前でしたが・・・

最近の私はこんなことしてます。

・即興イラスト(with お酒)で似顔絵を描く(@nayo74illustration
旅ZINEをつくってみる
・旅ZINEきっかけで写真展示
・もちのろん、デザイン仕事!

中でも最近楽しいのが

旅ZINEを作って、
イベントに写真展示してるよーーー!!(こちらは終了!)

ということでしょうか笑。

旅好きで写真を撮っておしまいっていう機会も多かったのと、web以外のものを作ってみたいと思い、今回旅ZINEを作ってみました。

2018年3月1日〜4日に象の鼻テラス in 横浜で写真展示しています。もしよかったら、写真イベントCP+のついでや、横浜のお散歩がてらお越しください!
土日の日中に限り、在廊予定で、ZINE販売もします。

モノを作っていく楽しさを忘れないようにするのが、私のデザイナーとしてのいまのポリシーであり、どんどん自分の活動をしていきたいと思います。

最後に。
4月から、ゆるっとですが、フリーランスになることにしました。今お世話になっている会社さんとの契約や既にお話を頂いてるお仕事もあるのでスグに行動範囲を広げるのは難しいですが、webに限らず色々としていきたいのが今の私の率直な考えです。

もしご一緒に面白いことしようよ!などあれば、気軽にお声がけくださいね:)では、あなたの黒歴史もぜひ聞かせてください!

旅好きデザイナーKayoko(@nayo74)


気に入っていただけたら、とてもうれしいです(*´ェ`*)