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【ダンサー必読・ノウハウ】ダンスコンテストで勝つ方法と考え方

※この中で使う「ダンサー」とはストリートダンサーのことになります。

名声を上げる。
仕事に繋げる。
チャレンジする。

コンテストに参加する理由としては、各々様々な思惑や考えがあると思います。
そんな私もみなさんと同じような理由で、若かりし頃はコンテストに参加しまくっていました。※ちなみにコンテスト経歴はそれなりのものを持っており、コンテストキャリアでいうとおそらく、ちょっとやそっとでは、負けないと自負しております 笑

そんな中、様々な思考や工夫を巡らせコンテストで結果を残してきた方法
このnoteでは記載したいと思います。(コンテスト審査員としてもそれなりの大会のジャッジは経験していますので、その目線からでも記載できればと思います。)


◼️日本のダンスコンテストと選び方

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まず、(ダンサーの方は)ご存知のように日本にはダンスディライト(主催:ADHIP)とLegend Tokyo(主催:just-Be)という2大コンテストがあります。
※その他、dance@live(主催:アノマリー)という個人にフューチャーした大会もあるのですが、今回は複数人チーム、またはナンバーでのコンテストということに焦点を当てるので、割愛させていただきます。

2大コンテストとして両方の大会の大きな違いとしては、


ダンスディライト → 文化としてのストリートダンスを魅せる大会
Legend Tokyo → 舞台作品としてのダンスを魅せる大会

の違いとなります。

ですので、実際に自分が参加する、または作品を出す場合はその後のプランも考えておいた方が良いです。

例えば実体験としては、ダンスディライトの方ではダンサーとして名を挙げることができます。正確にはチームで結果を出すわけですから、”○○チームの○○さん”といういうことになります。
そうした場合、言わずもがな人数が少ないチームの方が個人にフューチャーされやすいですので、多くて4名ほどのチーム人数の方が良いかと思います。(あとで記載するのですが、コンテストの魅せ方にも影響しますので少なければ良いというわけでもないので悪しからず)

仕事としては、ダンススクールの先生やイベントのゲストショー(ギャラがない場合もあり)として招かれることが増えると思います。
その先には人づきあいにより、様々な仕事の広がりがあると思います。

次に、Legend Tokyoの場合は、振付師がフューチャーされます。
ですので自身でナンバー(作品のこと)を出されていた場合は、どんだけ上手いメンバーや有名メンバーがいたとしても全て自身の手柄になる、と言えます。
このコンテストでは審査員や賞品の属性としてTVや舞台をはじめとした、振り付けや舞台演出の仕事が貰えたり、それらのエンターテイメント系の仕事のきっかけになる可能性が高く、実際過去の優勝者や入賞者をみても多いです。

双方の違いとしては、ざっくり分けると
アンダーグラウンドも含めて、ダンサー個人として”上手い”称号を手に入れるか、エンターテイメント全般にダンス作品を作るのが”上手い”称号を手に入れるか、の違いと言えるでしょう。


■コンテストに勝つ方法と考え方

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