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死にそうにだった娘が2歳になった

本日、娘が2歳になり、先日ついに「いやだ」とはっきり言えたことから私の脳内でイヤイヤ期のゴングが鳴り響いた。

娘は生まれてすぐ心臓病(肺にいく道がない、など)だとわかり、生後2日で手術をして治した。

「心臓に雑音が聞こえる」
「救急車を呼んだ方がいい」
「娘さんは心臓病です」
「この病院では手術ができない」
「救急車で大きな病院にいってもらう」
「心臓に負荷がかかっているから明日の朝すぐ手術する」

わずか数時間の間で、言われた言葉たち。とにかくあの時は泣いていた。

あんなに泣いていたのにも関わらず、2年も経てば、毎日のイヤイヤに付き合わされ、夜泣きに付き合わされ、こちらがイライラすることが多い。

普通に生きられる、ということがどんだけすごいことか、みたいなことを2年前に思っていたのに、今やなんとも思っていない心境の変化がすごい。

なんでだろう。やっぱり、慣れなのか。病院に行かない日常が当たり前になると、長く生きて当たり前、という感覚になるのか。

術後に原因不明の不整脈がでたことから、不整脈はこれからもどこかで出ると思う、と言われているが、これもなんともピンとこない。娘がもう元気すぎる。

なんかもう10年後には生まれた時のことすら忘れていそう。そんなことあったよね、的な…。

なるべく1年に1回はあの時の気持ちをフラッシュバックさせた方がいいかもしれない。


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