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私が鉄道会社の社員として意識してる5つのこと[6]

6、私が鉄道会社の社員として意識してる5つのこと

どーも、鉄道会社の総合職の人、です。

私が鉄道会社の社員として意識してる5つのこと

ご紹介させていただきます。

1、なぜ入ったのかを振り返り続ける

 仕事とは多くの場合、日々の業務に追われることです。
月曜日から金曜日まであっという間に過ぎる中で会議や調査、調整でゆっくり何かに向かい合う時間を作ることそのものが困難になってしまうことが多いです。

ようはなんとなくこなすことに夢中になってしまうわけです。
しかしながら仕事とは作業をこなすことではなく考えることです。

考える際にこの仕事はなんのためにしているのかを考えることはもちろん大事ですが、大きなプロジェクトの中で自身のモチベーションが上がらないような仕事をしなければならないことも多いかと思います。

このように仕事自体の意味を追うことは時として自身のモチベーションを下げることになることすらあります。
本来考えることこそが仕事にも関わらずこのような結果になることは大変残念です。

仕事とは理不尽なものでそんな時も少なくありません。
まずは会社の取り組みとしてこれをしているのは?という疑問は一旦置いておくことにします。

そしてこの会社に〇〇といった理由で入ったためにこの会社の取り組みに意味を見出す、というプロセスで意味を追うことにします。
これならきっとモチベーションになるでしょう。

例えば電力会社に行ったことは地域の産業、生活を含めて法人、個人に過ごしやすさを演出するため、だとします。
このモチベから施設の補修計画の見直しや、グループ会社の財務体制の改善について資料作成、系統間の折衷をするのならモチベが保たれるでしょう。

そのモチベをもって煩雑な作業をこなします。しかしながらこの煩雑な作業自身にモチベを見出そうとすると概ね自身の手の届かないところ(神の見えざる手)に対する不満しか出てきません。
やるならばここにいる理由、なぜ入ったのかを振り返り続けるのは重要です。



2、外部、世間では何が起きてる?

 鉄道会社はかつて強力な社会的な要請によって建設、誕生しました。
誰しもが使うその事業は莫大な利益を生み出すことから日本では至る所で鉄道が敷設され、世界でも有数の鉄道王国となりました。

そんな中、社内においては放ったらかしでも人が使うことから乗せてやってる精神丸出しになったこと言うまでもありません。
 しかしながら時代は変わり、21世紀。人口減少期になったこの国での鉄道事業は困難を極めています。

生き残るためには自分たちの内部の都合だけに目を向けている暇はありません。
前例主義とはこれまでの取り組みの形を変えない、守ることが利益を生み出していた戦後日本の横並び教育の弊害であり、もちろんあの時代においてはそれが正しかったと思います。

しかし時代は流れ、環境の変化を予測することもどんどん困難になる中で、変化することこそが価値といった時代が来ています。
 自分たちの事業は外部の都合に大きく依存していることに目を向け、知る必要があります。
なんでもかまいませんが、産業ごとについてという枠組みでものを見ることは重要です。

とりわけ情報産業については一般書を片っ端から読むような努力は最低限必要でしょう。
徐々に産業間の壁も溶け合い、変容が求められていることは明らかです。

3、自己研鑽。

 勉強している社会人は1%で、やらない人も含めた全体の勉強量は1日6分などと言われるのがこの時代です。
しかし、それは正規分布的なものではなくおそらく両極端かと思います。

つまりめっちゃくちゃやってるやつと全くやってないやつが半々いるような分布のイメージです。
やってる人はどんどん進化して、ステップアップし、立場を与えられ、自由になっていきます。やっていない人は取り残され、その場所に居続け、立場もなく、不自由です

この差は個人のやる気というよりその組織風土に依存します。
社会人になる前、学生のときは、やれテスト期間だ、ゼミだ論文だ学会だと勉強の機会が多かったと思います。
あれは個人のやる気とかの問題ではなく環境の問題です。

 社会人でも同じですがその場合、会社の雰囲気というよりかはその部署、グループの雰囲気でおおむねそのあたりの優先度は決まってきます。
同じように異動してきた人でも同じような能力ではなく、その時の上司、同僚、部下によってだいぶ異なったスキルセットの人材が誕生します(業務内容、当時のプロジェクトにもよりますが)。

しかしそもそも勉強しても十分ではない場合も多く、絶望することもあります。
上述したように少し先の未来の予測すら困難なわけです。
 困難な時代に、これをやっておけばいいだの、あれは意味ないだの議論することはあまり価値がありません。

ただよく言われる語学と会計については間違いなくやっておけばいいでしょう。
古典的ですが、これらはほぼ不変です。TOEICにせよ簿記にせよ、ビジネスマンとの相性は抜群です。

また古典的であるがゆえに全年齢向けに受けが良く、多少は錯覚資産的であっても日経大企業やそれこそ鉄道マンなら抜群のコストパフォーマンスでしょう。

4、空気は読まない。

 よく言われる上司が「暑いな」と言ったらすぐに冷房を入れるみたいなしょうもない空気を読むことではありません。

これはみんながこうしてるからこうするみたいな思考停止な仕事の仕方ではなく、これは本当にこのやり方でいいのか、もしくはこれは本当はやらなくてもいいんじゃね?といった考え方、その根底に立ち返るような空気を読まない姿勢のことです。

このような取り組みをしているとほとんどの場合、あいつ何してんねんと不信感を抱かれることがほとんどですがそんなことで不信感抱くのは決裁権のない平社員であることがほとんどですので無視しましょう。
仕事は決裁者に向けてすべきです。

大きなポイントはこのときに下手な相談を決裁者以外にしてはいけません。
基本的にポジティブに聞いててくれるものなど鉄道会社、日経大企業、もしくは一部の外資系企業にはいないからです。
ここも空気を読むことなくいきなり決裁者に相談をしましょう。(ただ私たちが向き合うの全てお客様のためです)

しかし決裁者も前例主義で平社員並みの思考の狭さなら、あきらめてしまいそうになりますが、もうひと踏ん張り頑張りましょう。
狙うはさらに上の決裁者です。
これはかなりきびしく彼らとの面識が全くないといった場合もあるでしょう。
ですので彼らの周辺に味方もしくはその人を引っ張り出す仕組みを作っておく必要があります。

味方はおおむねプライベートの食事や、有志の勉強会等で作っておくべきです。
普段から顔が知られてる人でないと人は協力する気になりません。
仕組みは普段の業務の定例会議ではなく、提案を前提にコンペ形式の公募を行う仕組みです。
こういった取り組みは全社的に行われていることが多いですが、数は少なく、予算も多いと慎重になりがちでおもいきった施策が選ばれることは稀です(本当はそういう場なのですが)。

それをより小規模にして、少額の予算で取り組む仕組みを作ることが必要です。これによっての採択数が仮に年1本なくてもその取り組みのためにあなたが見聞きしたこと、会った人とのつながり、話した内容、作った資料はこれまでなかったものです。
空気を読み前例に縛られていれば生まれなかったものです。その姿勢が次の空気を読まないやつを生みます。

自身の思い、欲に正直にならなければいけないし、それぐらい空気読まずにやっていかないと個人も組織も生き残れなくなってきました。


5、押し通す

 わがままかよ。その通りです。
なぜこの姿勢なのかについて説明します。
仕事において関係者の相手もしくは組織にも何らかの思いというものがあります。

しかし悲しいかな、どちらの意見も尊重され折衷案が選択されることはありません。多くは上司や先輩、組織の意見(立場が上)、取引先の意見(力関係が上)など自分の個人の意見は相対的に優先されることが少ないわけです。
そうなると基本的に仕事の姿勢は波風立てないスタイルではなく立ち向かい押し通すスタイルでなくてはいけないことになります。

この時、波風立てないほうがよくね?と思ったそこのあなた。それは"普通"です。

私は波風立てるべきだと思ってます。

そしてこのスタイルが必要ではないひとは、そもそも押し通したいこと、自身がこうしたいと思っていることがそもそも無い人です。
この人達はおそらく仕事を面白く感じることができないと思いますので何か思いをもって仕事しようとするところからはじめましょう。

 これも時代の問題でかつては決まったスタイルを徹底的に再現性高く、全員ができることが組織の力を支えるものでした。
しかし現代では、今がすぐに過去のものになってしましい、成功の黄金律がないのです。

だからこそ取り組み→修正→取り組むの繰り返しを日々実践する必要があります。
取り組む段階でも、修正の段階でも押し通すことが重要です。

取り組みを押し込むその段階ですら多くのエネルギーが必要です。
ただ初歩がしんどいのはなんでもそうで取り組めれば修正を加えざるおえなくなり、否が応でもブラッシュアップする段階はすぐきます。

そしてなんども取り組めば新規に取り組むこと自体に体と脳が慣れてきます。
すると押し込むこと自体に慣れてきます。
 打席に立ち、バットを振らない限りはホームランはもとよりヒットすら打てないのです。バッターボックスに立って注目を集めるストレスに慣れるわけです。


6、まとめ

 鉄道会社の社員として意識してる5つのことについて書いてみましたが、多分異端ですね。活動家ですかね?()。

 上記5つは基本的な姿勢ですが語ればもっとでてくるかと思います。部下がマネジメントに求めることとか、業務以外にやるべきコネクションの必要性とか出てくる出てくると言う感じではあります。

しかし基本はこの辺りであり、この辺りを押さえることで自身のストレスを最小にすることにも効果があります。
私自身は自分のことを大変に自己中心的な人間であると考えています。

ですので"自分のために"周りのことを考えて動いたりします。それは結果的に自己犠牲を払い他者のために何かをする人間に見えるかも知れません。
しかしそれは自己犠牲を自己のために行う感じです。

とはいえまだまだ若輩ものです。

 今後とも奇譚なき意見を交わすことを誓い、みなさんの鉄道マンライフに幸あることを願ってこの場を締めさせていただきます。

本日もありがとうございました。

おわり

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鉄道会社で総合職|鉄道会社で輸送関係の仕事をしています|興味:鉄道全般/自動運転/MaaS/都市/人口/テクノロジー全般/OMO/会計/資産形成|筋トレと食事管理と読書が趣味 |トイレが長いことが難点
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