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高知県 足摺岬へ〜後編〜

四万十川地域から足摺岬方面へは
高速道路がまだ通っていません。

下道を2時間くらいかけてのんびりドライブです。

通る道沿いに垣間見える太平洋と
土佐くろしお鉄道。

特に黒潮町あたりにある駅が
のんびりしてして良い感じ。

黒潮町にある道の駅ビオスおおがたも
直売所あり食堂あり

大きな海あり!

良いところ。

ここの海良さそう!

ここは砂浜??

次来た時はどこに泊まろうかとか
地図を見、メモをし
まだまだ進みます。

とにかく今日の目的地は遠い!

道すがら
坂本龍馬さんの立て看板が多かった街並みから

ジョン万次郎を連続ドラマに!
という看板が増えて

ジョン万次郎さんが沢山現れるようになる頃

〈奥の方に見える影はきっと室戸岬の方。〉

やっと足摺岬!
観たかった足摺岬側から室戸岬方面への景色。

この湾をずぅーーーーっと走ってきた
満足感。

そしてね。
この海には海ガメさんが来るっていうから

翌日は山登りに決定!

〈足摺岬灯台〉

弘法大師さんも歩いた道。
山の中には、弘法大師さんが指で書いたと言われる文字が刻まれた岩があったり

〈この岩を下って来ました〉

すぐ近くにある
かなり急な階段を何段も下ると

〈白山洞門〉

波で削られて出来た洞門。

荒々しい自然がいっぱいで
とにかく山登り。

暑い日差しと
過酷?な山道で ふと思い出した。

そういえば高知のお友達が
「足摺岬って、弘法大師とかが脚を引き摺りながら登ったから足摺岬っていうような、めっちゃ大変なとこなんやで。」

と言っていたような気がする。

沢山の人々がこの道を歩き
何を見て何を想って進んだのかな。

そんな風なことをまた想像して。

とにかく歩く。

〈灯台のふもと。すぐ横は崖っぷち。〉

誰もいない灯台のふもと。

弘法大師さんは、ここから呼ぶと海ガメさんが海からすぅーっと現れたとか。

私、なぜか海ガメさんの遭遇率
どこに行っても高いので

ここでもまさか…と呼んでみましたが
反応なし!笑

だよねーって思いながら
四国八十八ヶ所巡って来た!と
嬉しそうに話してくれた祖母を思い出す。

車でもこんなに大変なのに
歩いて巡るって。

…でもいつかやってみたい。
温かいのに力強い
海と山と空
四国をじっくり体感出来るだろうな。

〈崖っぷちでしょ。〉

崖っぷちを登ったり降りたり

とにかく広い海

〈何時間でもいられる〉

時々お会いする方とお話ししたり
写真を撮ってもらったり。

お気に入りの場所を見つけたら
住人のように座り込む。

そして出逢ってしまう。

〈ついに!〉

大興奮で撮ったから
結果何も写ってない…笑

いやでも多分、コレだと思うっていうのは写ってる。
真ん中より左寄りの下の方に1匹写ってます。
左はじ真ん中あたりにももう1匹。

海ガメさんが5〜6匹ほど
来てくれました!

岩場と海ガメさんの甲羅が
とてもややこしいのですが

高知でも逢えると思わなかった。

この向こうはアメリカ。
ジョン万次郎さんはここから遭難して

アメリカの船に助けてもらって
英語を学び日本に戻る。

怖かっただろうけど
アメリカの方たちの優しさ温かさ

ヒトの温かさ。

1人になると改めて気づき
感じることができる。

〈力強いお月様〉

私が植物のあるくらしをお伝えする仕事をやりたいと思ったのは
沢山の方にやりがいや生きがいを持って生きてほしいと思ったから。

イライラただ忙しい毎日を送るのではなく
植物と共にある暮らしは
忙しい中にもふとした優しさや温かさに触れることができる。

アロマやハーブを理解して使えるようになると
それだけで毎日にちょっとした幸せが出来る。

おいしい。
楽しい。
うれしい。

こんなことができるようになった!

家族や友達が喜んでくれた!

生徒さんたちを見ていると
ほんとにこのお仕事をやっていて良かった!心の底から思う。

みなさんとても生き生きと使いこなせるようになっていく姿。

時々、こうやって自然の中に混ぜてもらって
自分のやりたいことと
これまでの道のり
これからの道のり

間違ってない?って
確認のための時間を過ごします。

やっぱり高知は好き。
特に、この海と空と食べ物が好き。

いつかこの地で
ハーブ園を持ち
おいしいお魚と
おいしい柑橘でおもてなしする
教室を作りたい。

…お魚さばける様にならなきゃダメ?
釣りのスキル持たなきゃダメ??

塩も作りたい…


夢が膨らみまくり。

今すぐ移住したい。

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