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足摺岬のお魚とぶしゅかん

高知県にはおいしい柑橘がいっぱい。

特にゆずなどに代表される
『香酸柑橘類』
いわゆる『酸っぱい柑橘・酸みかん』の宝庫。

高知市内のお土産物売り場や
特に朝市にたくさんの種類の柑橘が並びます。

高知城周りで開催される朝市
線路の高架下で開催される朝市

曜日によって場所は変わるので
どこであるか調べてから行くと楽しいです。

※足摺岬からだと、高知市内に戻らないといけないので
高知市内で1泊追加するプランを立ててね。

さて。今回の足摺岬でおいしかったもの。

〈おさかな〉

なんと言っても、高知で美味しいもの!といえば
カツオ!!!

カツオのわら焼き!!!

…美味しすぎてパクついて
写真が1枚もないという…

朝昼夜カツオ食べてたのに
写真がなくてビックリ!笑

どこで食べても美味しい。
お造りかわら焼きか毎回迷いながら
色んなお店でカツオを堪能。

その横に必ず添えてあったのが

【ぶしゅかん】

Citrus ミカン属

高知県の中でも
四万十地域で育つ酸みかん

そっくりな名前で“仏手柑”ぶっしゅかん
という柑橘がありますが別物
区別するために高知のぶしゅかんは
ひらがな表記

知る人ぞ知る
酸みかんの王様とよばれる柑橘

〈カツオとぶしゅかんのカルパッチョ〉

かぼすやすだち同様
まだ青い実を絞って様々なお料理に使います。

〈アイスにも!〉

このぶしゅかんは、四万十市内のお宅に
普通に育っている

昔から収穫時期である8月〜9月の頃に水揚げされる
カツオに合う!ということで親しまれてきたと。

ちょうどシーズンに行けたので
たっぷり堪能。

そうそう。
このあたりではサバも生で食べらると。

〈生サバのお造り〉

生サバは水揚げ量でその日食べられるか分からない。
早めの時間に電話して予約して行くのがベスト。

この日はちょこっとでしたが
美味しく頂けました。

ぶしゅかんを買って帰りたくて
やっと見つけたのが、高知市内の朝市。

〈左の黄色いのがぶしゅかん〉

高知市内で出会ったぶしゅかんは黄色。

ぶしゅかんは青い時が酸味が強くて美味しいのですが
すぐに黄色くなってしまう

でも、黄色くなると酸味がまろやかで
これはこれで美味しいのよ。

高知の酸みかんについて
あー。四万十市でぶしゅかん農家さんに会いに行けば良かった…

この時、そんな風に思って

〈古墳群〉

神戸に向かう飛行機の中
憧れの古墳群を発見して。

ここも行きたかったんだよな!!
大興奮で

日本のこと
そこに住む人々と植物を
こんな風にnoteに記して

まるで旅をするように
地域とそこに根づく植物とその利用法を
まとめたら楽しいかなと。

帰ってから黄色いぶしゅかんを
おうどんにしたり
カルパッチョにしたり
ドレッシングにしたり

そして

〈右奥がぶしゅかん〉

柚子胡椒ならぬ
ぶしゅかん胡椒を作りました。

左側は柚子胡椒
右側がぶしゅかん胡椒

柚子胡椒の方が、やっぱりさすが!な風味でしたが
ぶしゅかん胡椒は、少し甘めでこれまた美味しい。

【柚子胡椒 ぶしゅかん胡椒の作り方】
酸みかんと青唐辛子 同量
それに対して塩20%

〈たねは取り除く〉

様々な作り方がありますが
私は無駄なところなく使いたいので

実ごと。
あと、辛いのが苦手な方は
青唐辛子のタネは取り除いてね。

これで作ると激辛が作れます!
辛いの好きだから嬉しい!

ぶしゅかんと青唐辛子をミキサーにかけて

〈青唐辛子の色素が勝つ〉

ここにお塩を混ぜました。

塩分は、保存のために辛めですが
お家で早く食べ切るならもう少し少なめでも大丈夫です。

お味噌汁に加えるのが特においしくて
辛い辛いって言いながら
たっぷり楽しめましたよ。

その他、ぶしゅかんの楽しみとして
やっぱり高知だしお酒!

普通にウォッカやラム酒を炭酸で割るサワーの中に
ぶしゅかん入れても

さわやか〜。

ペパーミントも加えてモヒートも。

もちろん。タネはあつめてアルコールに浸けておく。
化粧水に。とろろん自然のペクチン。

全部無駄なく使える!楽しめる!

高知 柑橘めぐりの旅も
いつかやりたい。

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