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この春、せっせと続けていた2つのこと


この自粛期間の思い出といえば、任天堂スイッチのフィットネスゲーム「リングフィットアドベンチャー」と、オンライン英会話の「レアジョブ」。この2つを来る日も来る日もやっていたことだ。

リングフィットとレアジョブ、何がすごいかって「体力をつけたい」「英語で話せるようになりたい」という目標のために頑張るのではなく、「ただ目の前のゲームを攻略したくて続けていたら、自分がいつの間にかレベルアップしている」状態になれること。目標のために頑張る、それはとてもかっこいい響きだ。でもなかなかできなかったりするのが現実で、私ももう何度もチャレンジしてはやっぱり続かなくて、を繰り返していた。これだけノウハウが溢れている現代。ノウハウだけならいくらでも手に入る。一番大事なのは、楽しく続けさせてくれる仕組みなのではないかと思う。

まず、ガッキーのCMでおなじみのリングフィットアドベンチャー。リングコントローラーを持って、走ったり筋トレをしたりしてモンスターを倒すゲームなのだけど、かなり本格的な運動が必要になる。汗だくになるし、始めた日の翌日は腹筋が痛くて起き上がりたくないほどだった。でもモンスターを倒したい一心でプレイしていると、いつの間にかスクワット100回ぐらいしていることなんてザラである。一人きりでスクワット100回は忍耐でしかないけれど、ゲームに夢中になっていると飽きちゃう〜ということもなく「いつの間にかできてる」。ゲームのなかの主人公のレベルアップと本人のレベルアップが連動してるって革命的ではないでしょうか。

レアジョブ英会話を始めたのは夫の仕事の都合でドイツに引っ越すためだったけれど、コロナの影響で雲ゆき怪しく、当分海外に行けそうにもない。直近の私の生活で英語が必要になる場面はないだろう。でも英語が使える自分になることに憧れているし、レアジョブの先生と話したいなと思うし、レアジョブの中でのレベルをあげるのが楽しい。この先にどんな教材が待っているのか気になる、進めたい、そんな気持ちが芽生えている。レアジョブは教材が面白くて、カリキュラムに沿って進めているだけで異文化や日本について考えるきっかけを与えてくれる。正直、「英語を使って○○したい!」という目標があった方がかっこいいなとは思うけれど、今の私はただ、レアジョブを進めたいという気持ちで動いている。

目の前のゲームを攻略したいというモチベーションで動くと、驚くほど簡単に継続することができる。これが自粛期間に得た学びだった。今後かなりの学習がゲーム化して、続けることが容易になるんじゃないかなぁと思っている。




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