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【パートナー】"ご立派"な言い訳


「立派すぎて、ついていけない。」

昔、パートナーのゆりさんと喧嘩した際に告げられた一言。

 

やることを先延ばしして、喧嘩勃発

きっかけは、

その年の8月に新しくパートナーさんとスタートした「ゆりひろ工房くくる」という草木染めの工房。 

2人で草木染め体験や物販やっていました。

 

その物販用の商品の写真撮影を約束していたのに、

ずっと先延ばしにしてたのです。

 

「どうして私たちのことを先延ばしにするの?」

 とゆりさんに言われたことから、

このケンカは始まりました。

 

僕はとっさに答えました。

「今やることがたくさんあるから、優先順位を考えてるんだよ。」

と。


ご立派な言い分

当時の僕はなかなか多忙風でした。 

所属するコミュニティSangoでの広報担当や、

責任者を務める畑部門"Sangoファーム中城"の畑仕事、

僕たちスタッフが住むお家作りなど、やることが様々ありました。


そんな背景からゆりさんとのケンカの中で、

優先順位を主張したわけです、僕。

 

「Sangoファーム中城は自分が責任者だから、最優先で考えてる。

広報ももSangoのみんなに関わること。僕が動かないと、みんなの動きに関わる。 

ゆりひろ工房くくるはあくまで二人の個人的なことだから、

みんなのことを優先すべきだと思う。

といういかにも真っ当な弁舌を展開したわけです。

 

そしたら、ゆりさんから冒頭の一言をいただきました。

「あなたは立派すぎる。私はあなたみたいには考えれない。

ついていけないし、自分が小さく感じる。」

と。


 ご立派のウラの本音

その言葉を聞いて、自分に対して違和感を感じ始めました。


「あれ?なんだかおかしい。

僕ってそんなに立派な人だったっけ???」

 
そしてよくよく自分を見つめてみました。

Sangoのため?みんなのため?ほんとところはどうなの?

 

そして気づいたのです。 

僕、めんどくさがってるだけや・・・!!!∑(゚Д゚)


「ゆりひろ工房くくる」 については、

草木染めの物販、写真撮影をしたとしても、

料金、配送、案内などなど、まだ決まってないことが色々ありました。


考えることや決めることが苦手な僕は、

そのことにものすごく難儀を感じていたのです。

 

一方、一般社団法人Sangoの広報のことや、

Sangoファーム中城の畑仕事は、何をやるか決まっている。

 

あとはもう何も考えずやっていくだけ状態。

すいすいできちゃう。簡単なことだから優先順位を高くしてたわけです。

 

結局は大変そうなことをめんどくさがり、後回しにしてただけだったのです!

 

そんな自分を見せたくなくて、みんなのためだとか大層な大義名分に包み込み、隠し通そうとしたのがこの僕。

なんたる所業。。。

 

正直な自分、伝えてみた!

結局はめんどくさいだけだったと気づいた僕は、

そのことを正直にゆりさんにお伝えしました。


こんなかっこ悪い僕。ずるい僕。なんて言われるだろう。

ドキドキ。


ドキドキ。

 

 

するとゆりさんは、

「なんだかとてもあなたらしいですね。ホッとした。」

と笑ってくれたのです。

 

なんと・・・!! 寛大すぎる。。。泣


こんな僕を受け入れてもらえて、とても安心したのでございました。

 

かっこ悪い自分を受け入れられなくて、見せて嫌われてしまうのが怖くて、

突っ張っちゃったり、ご立派になってしまおうとしてしまうけれども、

 

そんな弱い自分を許して、素直に、正直に自分の気持ちを伝えたほうが、

自分も周りも安心するのだなぁ。

 

そんなことを感じた出来事でございました。

 

今日も気づきに感謝です。

まるっ!

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