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壮大な迷路の中で『広島3期・陰陽五行マスター講座×五行ごはん』2日目

現状、色々と考えましたが、予定通り陰陽五行マスター講座2日目のプログラムを開催しました。

東洋思想を学ぶ趣意の一つは、思考の抽象度をあげることではないかと思っている。もし、抜け出したい複雑な迷路の中にいるとしたら、その迷路を高い場所から眺めて抜け出すルートを確認するか、迷路を作り出す側の視点を得るかだ。

でも、けっこう私たちはその迷路が面白くて、自らその中に入り込んで、「出口はどこなんだろう、どこに行っても行き止まりだね」って遊んでいる。それが作られた迷路だとわかっていれば、迷うことも遊びになる。どこかに必ず出口があり、いつか抜け出せることを知っている。

でももし、それが作られた迷路だと知らなければ、どうやっても抜け出せない状況にひたすらもがき苦しむしかない。もしくは、抜け出すこと自体を諦めてしまうかだ。

ねぇ、どうして私たちは、作られた迷路の中で悪者を探して攻撃し合うのだろう。高い場所から眺めてみれば、所詮同じ迷路に迷い込んだ者同士だというのに。

ねえ、もし、これが真実だと知っている人がいるのなら教えてほしい。私たちは一体何をしているのだろう。

私にはわからない。私は結局何もわかっていないということしか、わからない。もし真実を知っている者がいたとしても、きっと最後までその手の内は明かさないだろうと思う。

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講座が終わって、講師のこやま先生と話をしていました。

老子みたいな人が生きていたら、今の私たちを見てなんて言うでしょうね。まぁがんばれって、笑っているかしら。でもきっと、この世の中を良くしたいとさえ思っていなかっただろうなぁ…。

さぁ、私はどうしようか。

できることなら、この迷路を抜け出すためにもがき苦しむことや、同じ迷路の中で攻撃し合うことや、力ずくで迷路の壁を壊す方法ではなくて、

これは壮大な迷路だと知って楽しむ方法を考えてみたい。まだ遠い出口に辿り着くまでは。

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