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【村】><。

【1】
ネットゲームなんかで
数人から数十人のグループで遊んでいる集団を
「 村 」なんて揶揄することがある。

私がいつも遊んでいる
ドラクエ10で最初に「 村 」と呼ばれるようになったのは
PVP(Player VS Player)コンテンツ
対人戦のコロシアムが最初であったと思う。

私フィクサーはたびたび
コロシアム村の国王
TA(Time Attack)村の国王
ダイス村の国王
すごろく村の国王
アストルティアのフィック様
創始者
などとバカにされたものだ。


【2】
ネットゲームの世界とはいえ

大人と子供がはっきりわかる基準が
私にはある。

「 村 」を大切にするのが大人で
「 村 」をバカにするのが子供だ。

あたりまえの話だが
村を一から作るのは大変なことだ。
村が発展して町になるのはもっと大変だし
大都会 国家 世界 と
規模が大きくなるほど
人間社会は果てしなく難しい。

ネットの世界はすぐに大きな町ができる
そんな錯覚から
少数が集まる「 村 」という揶揄となったが

私は
最初に「 村 」で育ち
最後は「 村 」で育てる
人間社会の原点はそれに尽きると思う。


【3】
私の上司であるジャイアンは
大都会の顔役のひとりであるし
私の兄者であるザ・グレート・サスケ先生や
総師範KSKは
大きな業界のリーダーである。

私はまだまだ
様々な「 村 」で勉強を続けている最中であると思う。

今5年振りに
フィクサー放送村に帰ってきたのだ。

昨日 村に戻り最初の小さな動乱があった。
すごろく村の次期村長の縄張り争いみたいなものだ。
いい大人がみんな夢中になっていた。
全員ロクでもないところがまたおもしろく
全員かわいげがあるところがまたどこか楽しい。

事実上村長だった
おれにはなにかしらの役割があったのだろう
悲しいが
今日で用済みになったのであろうか
過去に慕ってくれていた村の者たちが

「 昔のフィクサーに憧れていた 」
「 正宗の切れ味を失ったフィクサーは竹光だ 」
「 あんなやつらにバカにされる社長には付いていけない 」

本当の本当に小さな村の
たかがゲームの世界の中で
僕はいつも好き放題言われる。

みんな命がけで村興しをしているのだ。

人間味があっていいよな。
ドラマ作りも舞台作りも下手なやつらばかりだが
ひとが集まり始めれば
きっと
いいドラマ
いい舞台が仕上がってくるかもしれない。

【4】
深夜3時を過ぎて
「 村 」は簡単には滅びない
「 村 」をバカにするやつは
リーダーの苦労を経験したことがない

わずか10数人の視聴者しかいない
YouTubeのライブ放送でコメントした

この note を記すための
ウォーミングアップするための下書きだ。

そんなわがままをゆるしてくれるのが
「 村 」であり
その気になれば
数百・数千人のリーダーとなれるものが集まっている
「 村 」がたまにあったりする。

【5】
私には憧れの先輩方のような
大きな偉業を成し遂げた経験が未だない

しかしながら
いくつもの「 村 」での経験を活かし
どんな「 村 」を訪れても
それを楽しむことができるよう
ようやく余裕がでてきたように思う。

この「 村 」から「 村 」への
旅を続けているうちに
人生の終わりを迎えることは
そろそろ現実的な年齢になりつつある。

学生時代の教室も村であったし
音楽イベント業界も村であった。
政治の世界も村であり
芸能界も社会も
私がお役に立てる範囲は村であった。

カジノフィクサー村は
最高に楽しい場所になったな
私にとっては。
20%村民税は重税の極みであるが
1度だけ世界のゴールデンナイトになれた。
ありがとう。

村長たちは
カジノフィクサー村出身者が多い
大きくなるための踏み台にされていった。

踏み台にしてくれればよかったのだが
みんないなくなり
みんな戻らなくなった場所に

それでもフィクサーは戻ってきた。

今日すごろく村を出て
明日TA村に戻るために
ストーリーを進めて宝珠を集めながら
この note を書いている。

アリアハンからレーベに向かう
フィクサー2周目のドラクエ

まずは倒さねばなるまい
悲愴のウィリーデⅡを。

【6】
人生の楽しみのひとつは

今日1日夢中になれた。
これを達成できるかどうかだ。

これを
幸せと呼ぼうが
生きがいと呼ぼうが
自由と呼ぼうが
ひとそれぞれである。



そんな時間を居心地のいい村で
過ごせたらきっと毎日は平和だ


少なくとも私は
自分が作った村を守ってくれたやつらを
心からありがたいと思っている。

フィクサーが戻ってきてくれてよかった
そんなひとたちがひとりでも
応援してくれる限り
もうちょっとだけ
1周目のフィクサーができなくて
2周目のフィクサーができることを思案したい。

すごろく村を仕切ろうと失敗した
実力不足のリーダーたちよ。
最後にひとつだけな。

フィクサーを利用して
本来30~40名の村イベントを
今回300~350名の知名度に上げたわけだが

そのチャンスを活かせず
最終的に失速を続け敵だけを増やしてしまった経験
まだ器でなかったことをまず受け入れなさい。

野心というのは
実力と人への感謝
間違った場合は謝罪ができる謙虚な人間にのみ
成就できる機会がやってくるものだ。
村のリーダーとして
まずは1つ楽せず功を上げなさい。

夕食はきし麺にした
おいしかったぞ。
最後の宿題の処理の仕方で
今後の君たちとの付き合いを考える。
以上

すごろく村初代創始者 フィクサー


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