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探偵と強盗(2話)

*前回のあらすじ*
イギリスに住むアイス青年は、父のアイス将軍を殺された。探偵を呼ぶが、やってきたのは強盗。
その強盗は、探偵と強盗で人格がコロコロ変わる
多重人格だった!

探偵は、早速捜査を開始した。3階には、横たわったまま三日間放置されているアイス将軍の遺体。
「この人が、アイス将軍ですね?」
探偵は首を45度傾けて言った。
「はい、そうです。」
「最近も同じような事件がありましてね」
探偵は故アイス将軍の服を剥いでいき、傷を確かめながら言った。
「ザグォー中尉という人です。」
(父の戦友だ)アイス青年は脳内にその答えをしまっておいた。
「まぁまぁそれは財産がいっぱいありましたけど、そいつの財布も満タンでね……」
突然、彼は暴れだした。
聡明なアイス青年は、また人格が強盗になったと推理した。
「ウォー!か、金はどこだぁ!!!」
「あなたは誰ですか?一体何なんですか?」
アイス青年は震えながら訪ねた。
「一体何かはわからねえ。俺の名を知らないとはな。いいかよく聞け、小僧。俺ぁ怪盗X団のゴードンだ。ベンジャミンの野郎。ぶっ潰してやる。」
「ベンジャミンはお前だ!」アイス青年は叫んだ。
とっさに口を塞いだ。だが、もう遅い。
「俺とベンジャミンを一緒にするな!ここは今から俺の家だ。出ていけ!」
「そんな!もともとは私の家だ」
「そうかもしれないが決まったんだ!出て行け、このいまいましい牛の小便野郎」
(悪口もイギリス一だな)アイス青年はそう言いそうになった。
「分かった。条件付きで家を出てやる」
アイス青年は言った。
「よし、よく言った。ルイージ!ここが新しいアジトだ」
「条件をよく聞け。条件は……」

続きは14:45にて

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