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今の芸人って本当に面白いの?

いつ頃からか、若手芸人と呼ばれる人達が多く見られるようになってきました。そのほとんどの人を私は知りません。

それは何故か。

理由は単純です。
うるさいから。

何でもかんでも叫べばいいと思っていませんか?
面白くもなく、ただただ騒音でしかありません。
笑っている人は何に笑っているんですか?
教えて欲しいです。



私がお笑い番組を見ていた頃

15年程前、テレビでエンタの神様を見ていました。
今思うと、あの頃の方が絶対に面白かったと思っています。

確か、あの頃は中学生ながらアンジャッシュや今田耕司、ドランクドラゴン、今は亡き桜塚やっくんなどが好きだったと記憶しています。他にもいたと思いますが、すぐ思い出せないということはそういうことなのでしょう。

やはり、中にはネタよりトークの方が面白い人もいましたね。ケンドーコバヤシや、友近、博多華丸大吉など、今となっては少し年上の芸人にその傾向があるように感じていました。
トークが面白いということは、ネタの考え方やまとめ方も上手いということではないでしょうか。だからこそ、冠番組を持たせてもらえているのではないかと思いました。



笑いの沸点が低下

ところが、いつの間にかに芸人のネタが漫才そのものというよりは一発芸だったり、大声を出したり、相方を殴ったりしていることが多くなっていることに気付きました(殴るというよりガチで引っぱたいている)。

それって面白いんですか?

特に、ツッコミと称して相手をぶん殴るのは見ていて腹が立ちます。



振り返ってみれば、小学生の頃は爆笑問題が好きでした。
辛辣な物言いはしていましたが、しっかりと言葉で相手を笑わせてくれる「漫才」だったなと思います。
太田さんは今でもうるさいですけどね。
情報番組でも歯に衣着せず意見を言ってくれるので、こちらとしても見ていてスッキリします。

今は、どの番組でも観客が笑っているように感じます。
聞いていても、そこのどこに面白さがあるのかわかりません。むしろ、何か言葉を発するだけで笑っているのではないかというくらいです。
もう、ただただ、笑いの沸点がだだ下がりしているのではないかと長年疑問に思い続けてきました。



何が基準なの?

先日、R-1グランプリの優勝者が決定したとのニュースを見ました。
めざましテレビで優勝した時のネタをやっていましたが、あれってただゲームしてるだけですよね?
本人も言っていましたけど。

「ゲームしてるだけで優勝できるなんて」

ネタに使用したゲームは自分で製作したそうですね。
そっちの道に進んだ方が良いのでは?

ぶっちゃけ、ネタを見ている時は「一体何を見せられているんだろう」感が拭えませんでした。
学芸会かな?

元々R-1グランプリ自体を見ていないので何を基準にして審査されているのか知らないのですが、基準を知っても何となく納得できないのではないかとさえ思えます。

もう、ここまで来ると「お笑い」というものそのものの意味を問わなければならないレベルになってしまうでしょう。



じゃあお前の好きな芸人って誰だよ

って思われると思いますが、全体的に最低でも40歳以上の人たちです。

最近の人たちでは、千鳥の二人です。
何と言っても、二人ともとても優しい。芸人としてというよりは人間としてとても好きですね。
口調も方言が出ていても丸い感じがして好感が持てます。

チョコレートプラネットも好きですね。他にどのようなレパートリーが増えていくのか楽しみにしています。

前から好きなのはタモリや所ジョージ、柳沢慎吾などです。
所さんはミュージシャンですけど…
最高に好きなのは笑福亭鶴瓶や春風亭小朝、春風亭昇太、三遊亭円楽、林家木久扇、林家たい平辺りですね。


やはり、「言葉」で笑わせてくれる噺家さんは本当に面白いんですよ。
知識量もさることながら、頭の回転が速い速い。
何を投げかけても、ひっくるめていいものを投げ返してくれるような、そんなイメージです。

言葉を巧みに操って大ぜいを笑わせる…
これこそ魔術師ですよね。

笑うなら落語が良いなどと言っていますが、実はまだ見に行けた試しがありません…。早く寄席に行きたいところです。

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