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絵本がスキ

私は絵本がスキだ。

とはいえ
ずっと絵本を推してきた
「筋金入りのスキ」ではない。

大人になってから
魅力に気づいた
「より戻しのスキ」だ。

幼稚園生や小学生の低学年を
教えることが多くて
仕事で絵本を
使うようになって
スキになった。

「絵本なんて
幼稚なものだから
文字がたくさんある
難しい本を読むべき!」

なんてバカにして
絵本を読むどころか
触りもしなかった。

思い返すと
小さい頃は
絵本が大好きだった。

かこさとしさんとか
わかやまけんさんとかの
絵本がスキだった。

かこさとしさんで
スキだったのは
「からだの本シリーズ」

かこさとし公式Webサイトからの引用

外側からは
見えないし
わからない
人間の身体の内側を
絵や言葉で
わかりやすく
教えてもらえるのが
面白かった。


わかやまけんさんは
「しろくまちゃんのほっとけーき」
という代表作が
293万部という
驚異的なベストセラーになったから
きっとみんな知ってるはず。

こぐま社からの引用

シンプルで優しく
明るい色合いとタッチの絵で
ホットケーキの作り方が
目に浮かぶように書かれていて
心が躍った。

特にホットケーキに火を入れて
プツプツと穴が出てくる所が
スキだった。

そしてこの絵本を読む度に
必ず無性にホットケーキが
食べたくなってた。

〜〜

絵本は
絵と言葉の両方を
楽しめる。

絵本を読んでると
人生について
考えさせられたり
心の琴線に触れて
感動したりもする。

ディズニーの映画が
大人でも楽しめるものが
多いように
絵本も大人も楽しめる
深さがあるものが多い。

今でも
英語を教えるときに
絵本をよく使うし
地元の図書館で
おはなし会をする時にも
英語の絵本を
読み聞かせしている。

絵本はシンプルなのに
深い本質をついていて
面白い。

絵があるし
使っている言葉が
シンプルだから
子供だけじゃなく
言語学習者にとっても
わかりやすい。

深くて面白いのに
理解しやすいという
最高の学習教材なのだ。

ということで
私のおすすめの
英語の絵本を紹介します。

① 「Knuffle Bunny」 シリーズ

モー・ウィレムズさんの絵本は
ユーモアがモリモリで
全部スキなんだけど
このシリーズが特にスキ。

シリーズ系の場合
普通、オリジナルが
ダントツ良くて
続編になると
レベルが下がったりするけど
これはドンドン良くなって
シリーズ3作目が一番良い。

3作目でストーリーが
完結するのだけど
エンディングでは
子供の成長を感じる
親の気持ちになっちゃって
涙がグッとこみ上げてくる。

② The Dot

「Dot」とは「点」のこと。

「たった1つの点でも
アートになるから
怖がらないで
自由に表現しようよ!」

という表現者への
応援の気持ちが
こめられている。

「教える」とか
「創造力を育てる」とは
どういうことなのかが
シンプルに描かれている。

私が教えることに迷った時に
原点に戻ることができる
そんな絵本。

③ I Can Be Anything

日本の絵本だって
負けてない。

国際的に賞賛される
日本の漫画文化は
絵本から発展して
成功したのかもしれない。

だって絵本も漫画も
絵と言葉を
両方とも巧みに使うから。

この絵本は
ヨシタケシンスケさん作の
「なつみはなんにでもなれる」
英語版。

彼の絵本はどれも
日常の些細な出来事を
面白い切り口で
描いていて楽しい。

なつみの出すクイズや
それを解くヒントが
意味不明で役に立たないのが
面白くてスキだ。

最近この絵本を
英語レッスンで読んだ。

そして
なつみとお母さんがしてた
「なりあてクイズ」をした。

〜〜

ヘッダー画像は
ChatGPTに作ってもらった。

初めてやってみたけど
絵心のない私でも
簡単に絵が描けるなんて
すごすぎて感動した。

ちょっとイメージが違ったから
ボツにしたけど
下の画像も一瞬で
作ってくれた。

「Chariseの絵本」という絵本を読んでいる
子供の頃の私のイメージで
ChatGPTに作ってもらった画像。

私のおすすめ絵本を
改めて見ると
ちょっと面白くて
ホロっと感動できる
作品がスキみたいだ。

ChatGPTを使っても
面白くて感動してる。

「面白さ」「感動」
人生においても
私が大切にしてる価値観。

自分のスキなものには
自分の大切な価値観が
隠れているんだね。


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