換気しよう！

新型コロナの影響で、ナチュディオを含めて、色々な場所で定期的な換気が行われています。そこでですが、「新型コロナは、空気感染はしないのに、なぜ換気が必要なの？」と私と同じ考えをもった人はいませんか？

コロナの主な感染経路は2つあることは、皆さんも知っているかと思います。1つ目は、ウイルスが付着したものに触れた手で粘膜などを触ってうつる「接触感染」です。例えば、感染者が触った電車やバスのつり革、ドアノブ、エレベーターのスイッチ、お金などが媒体になって感染するケースです。

もう1つの感染経路は、唾液と一緒に放出されたウイルスを吸い込む「飛沫（ひまつ）感染」です。感染者がせきやくしゃみをすることで放出された飛沫は、空気中に漂っていて、それが感染するケースです。

換気の悪い閉鎖空間では、飛沫が舞っている状況が長く続くことになるのです。コロナウイルスの飛沫は、空気中に3時間生き延びることが証明されています。

換気することで、漂う飛沫に含まれるウイルスは薄まり、屋外へ流れていきます。そうすると、ウイルスを吸い込むリスクが低くなるのです。だから、換気は感染対策として使われているわけですね。

コロナ時代の今は、感染対策として換気をしていますが、換気の効果は、それだけではありません。ハウスダスト、空気中の塵、湿気など空気中には掃除しただけでは取り除けない体に悪いものがあり、何もしないと、そういうものを部屋の中にこもらせてしまいます。換気をすることで、それらを取り除くことができるわけです。

また換気は、部屋の中に新鮮な空気を取り込み、気分をリフレッシュさせ、良い気分にさせ、運も上げるそうです。流れ続ける川の水は清いですが、滞った水は腐敗していきます。同じように空気をこもらせておくと、風水的には「邪気をまとう」と言われるそうです。換気して、空気を新しく入れ換えることで、邪気を追い払って開運となるようです。

食べ物は食べるだけじゃなくて、消化させて排出することが大切だし、お金も溜め込むだけじゃなくて、使うことでまた入ってくるので、全てのエネルギーは、こもらせずに代謝させ循環させる方が自然の摂理に合っていて、良いっていうのは感覚的に納得できますよね。

効率的に換気をするには、窓は最低２か所開けて、風の通り道を作ることが大切だと言います。湿気の低い12時から16時にするのが良いという説もありますが、個人的には朝一番にするのが清々しくて好きです。

換気することは、感染対策だけじゃなく、健康になり、気分も上がり、運も良くなります！簡単にできることだから、ぜひやってみてください！