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【防災士を目指し、ガールスカウト経験もある楽天モバイルクイーン】災害時 おうち避難のヒント

2024年8月8日 21時17分現在、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」と気象庁が発表を行いました。みなさん、とても心配な夜を迎えていることと思います。また、8日午後4時43分頃、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生したということで、被災をされた皆様にお見舞いを申し上げます。

普段は、楽天モバイルのご紹介を中心に、クイーンというキャラクターをもとに情報発信を行っておりますが、少しでも皆様のお役のたてる情報発信が行いたく記事を記載しております。

楽天の社員としてではなく、一人の個人としてお役立ちしたいという思いで、適切な情報源をもとに冷静に記載をいたしますので、最後までお付き合いください。

防災に対してどのようなイメージをもっていますか?

「首都直下地震の備えが必要だ」「大きな地震はいつおきてもおかしくない」そんな声はこれまでもきいたことがあるかと思います。
・面倒くさい
・大切だとは思うけど、行動に移せない
・何をしていいかわからない

このように感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし災害への備えは、未来の自分を助けることにつながります。即行動しましょう。

災害が起きたとき、どう動く?

避難するところは2種類あります。
①避難場所:緊急的に命を守るために逃げ込むところ
②避難所:自宅に住めなくなった人が生活するところ

■地震発生
・周りで火災が発生し、自宅に燃え移る危険がある
・自分で非難の必要があると判断した
・行政から非難の指示があった など
▼避難してください
・一時集合場所
危険回避のために一時的に様子を見る、または、避難のために一時的に集合するところ
・広域避難場所
火災などにより、自宅や一時集合場所が危険な状態になった時に集合するところ
【1】自宅が安全な場合は在宅避難
【2】自宅が安全ではない場合
→縁故避難 被災していない家族、親族、友人の家へ
→自主避難 ホテルなどの宿泊施設へ
→避難所 公立小中学校等の指定避難所
※自宅にとどまることに少しでも危険を感じたら、ためらわずにほかの場所に避難を!!!

おうちが安全な時は、おうちにいよう


災害時の避難所は人であふれます。
おうちが安全な場合は、おうちで過ごしましょう。
【避難所生活】
・十分な住居スペースが取れない
・慣れない集団生活
・感染症のリスクが高くなる
【在宅避難】
・プライバシーが確保できる
・感染症のリスクが低くなる
・住み慣れた環境で家族やペットと過ごせる

災害時はトイレに注意!

災害時には、排水管が壊れていないことを確認できるまではトイレに水を流さず、携帯トイレを使用しましょう。水を流せても排水管が壊れていると下水が逆流する危険があります。

災害時のトイレの使用方法と備え



断水や上下水道管の破損が起こると、トイレは使えなくなります。
携帯トイレも必ず備えておきましょう。
※1人1日5回分が目安です。

【携帯トイレの使い方】
①便器の安全を確認する
②便器を上げて、ポリ袋をかぶせ、便座を下げて固定する
③便座を覆うように、もう1枚ポリ袋をかぶせる
④使用後、凝固剤を内側の袋の中に入れる。
⑤内側のポリ袋を取り出し、空気を抜いて、しっかりと口を縛ってから密閉容器などに入れる

【建物内の下水の配管の状況を確認】
①既設トイレに水(上下水道が止まっているときは溜めてある水など)を流し、便器の水が流れるか確認する
②(下の階がある場合は)上の階で流した水が排水管から漏れていないか、下の階の便器からあふれていないかなど、可能な範囲で異常がないか確認する。
③汚水ますの中をみて、水が流れていることを確認する

あなたのお部屋は安全??

①ケガ 近年の地震によるケガの約30~50%は家具の転倒などによるものです。
②火災 電気ストーブの転倒などにより、火災が起きることがあります。
③避難障害 避難通路をふさいだり、つまづいてケガをするなど、避難が難しくなります。


~すべての部屋の対策ができるとベストですが、なかなか難しいもの~
そこでおすすめするのが『マイ安全スペース』を作ること
特に寝ているときに地震が起きることをイメージして、是非寝室を見直してみましょう。

倒れそうなものは固定させるだけではなく、移動させることも考えてみましょう。

おうちのどこが危ないか考えてみよう

<我が家は地震がきても大丈夫?>
・ブロック塀が倒れる
・下駄箱が倒れてドアがふさがる
・テレビが倒れる
・レンジが落ちる
・冷蔵庫が倒れ食品が散乱する
・食器棚から食器が散乱する
・寝ているところにタンスが倒れてくる
・本棚が倒れ、本が散乱する

<実践のヒント>
・食器棚の扉にストッパーをつける(ガラス戸は要注意)
・就寝時、頭側に窓や倒れるものがない
・本棚やタンスはつっぱり棒や金具で固定
・窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る

災害時に役立つものって何だろう?

「期限が切れたら新しいものと入れ替えしなきゃ、、、でも面倒」
「乾パンやアルファ米は備蓄しているけど、保存期限はいつだっけ」
備蓄にはローリングストックがおすすめです。


日常備蓄・ローリングストックとは?

普段からよく食べているものや、使っているものを常に少し多めに購入し、食べた分、使った分を補充していくことを言います。
普段食べているものなら備えやすい!食品ロスにもつながります。

備蓄品の備え方と一例

1人最低3日分、できれば1週間分を備蓄しましょう。
赤ちゃんやペットがいる家庭など、それぞれの家庭によって必要なものは変わってきますので、自分にどんなものが必要か考えてみましょう。

□水(1人1日3リットル目安)
□食品
□スマホ充電器
□カセットボンベ
□常備薬
□携帯トイレ(1人1日5回分目安)
□明かり
□乳幼児用品
□ペット用品 など

備蓄がんかうなったときは…通常災害発生後4日目から避難所で食べ物などの配布がはじまりますので、利用しましょう。

どんなものを用意すればいいかわからない場合は「キャンプグッズ」をイメージしてください。例えば、キャンプでは懐中電灯よりも明るいランタンをつかいますよね。

不安な気持ちになる災害時、住み慣れたおうちでできるだけ快適に過ごすための方法を考えましょう!

以上、普段は楽天モバイルのご案内を中心にしたnoteですが、非常時ですので、このような記事にしてみました。少しでもお役に立てれば幸いです。

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