私の好きなドラマ

私が見る映画やドラマ(実写)は基本的に親の影響を強く受けています。

私の母はミステリーやサスペンスが好きで、昔から刑事ドラマばかり見る人です。甘酸っぱい恋愛ドラマや感動のホームドラマを見ているイメージがほとんどありません。ハピエン厨なので昼ドラも好みません。

結果、娘は「相棒」とか「科捜研の女」とか「京都地検の女」とか「臨場」とか「ハンチョウ」とか「金田一耕助シリーズ」とか、そんなドラマばかり見る女になっていました。最近では「アンナチュラル」や「MIU」でやっと世間様の波に乗れただけの、流行に乗れない女です。オタク以外の友達とは絶望的に話が合わないし、流行りの俳優さんのことを分からなくてちょっとコンプレックスがあります。

だからでしょうか。刑事物独特のテンポが落ち着くのか、おじさんばかり出てきて全体的に声のトーンが低かったり甘酸っぱい青春がないことや、起承転結が毎度わかりやすいのがいいのかはわかりませんが、私は刑事ドラマで「落ち着く」ようになっていました。

なぜか相棒を作業用BGMにして作業が捗ります。不思議ですね。

そんな人間なので、やはり一番落ち着くのは「相棒」です。年季が違います。私は亀ちゃんの頃からのヘビーユーザーです。初めての相棒交代、花の里の女将交代の時のショックは言い表せないものでした。今は鏑木くんのノリがとっても好きです。

ストーリー的に一番好きなのは「アンナチュラル」です。物語の最後に流すlemonのタイミングが悪魔的ですね。幸せの蜂蜜ケーキの最後が特に、寂しさと虚しさで毎回涙ぐんでしまいます。でもこの作品を見ていると「頑張ろう」って気持ちになりますね。どんな作品でもそうですが、好きなキャラクターが一生懸命頑張ってる姿は本当に「ちょっと頑張ろうかな」という気持ちにさせてくれます。逆にいうとこういうものを見れなくなったら多分私は何もできなくなって死にます。

でもアンナチュラルで一番好きなのは東海林さんが警察に追われる回です。あれはアンナチュラル唯一の全く泣かない神回だと思っています。最初から最後まで笑わせていただきました。

この流れで「MIU」も好きです。ラストにはシティーハンターのGet Wildのようなハードボイルド?を感じています。lemonほど切なくなく陽気で、でもちょっと苦いような感じでしょうか。どちらも「それでも生きていく」という気持ちにさせてくれます。

こうして書いてみると、本当に私はドラマを知らないですね。もう書くことがなくなってしまいました。

個人的に、相棒やMIUやアンナチュラルというのはアニメを好きな私が見やすいテンポがあるんじゃないかな、と思っています。脚本や演出なのでしょうか?それとも少女漫画っぽさではなく少年漫画っぽさを感じているのでしょうか。

そう言った考察があれば見てみたいものですね。



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