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台湾のブランド立ち上げに関わってみた

3月のある昼下がり、台湾人の男性から携帯に電話がかかってきて、
「104(台湾の転職サイト)見てお電話したんですけど、
Webコンテンツのデザインやってもらえませんか?」みたいなことを
言われたのがきっかけでした。

内心。「いや私Webできるなんて一言もポートフォリオに書いてない!」
とか思いながら、ちょうど仕事がなくなって
何かしなきゃと焦っていたので、
いい機会かもと思って話を聞きに行ったら、
立ち上げたばかりのおしゃれメンズ革靴のブランドで、
面白そうだったので、働き始めて今に至ります。
今日がそのお店のオープン日なので、
記念に今までのことを何回かに分けて書いていこうと思います。

社員はたったの3人

まぁ、立ち上げなんで、人はそりゃ少ないですよね。
メンバーは年下の社長。
同僚は私と同じ歳の1児の母。
しかも彼女がメンズシューズのデザイナー!
日本だとあんまりなさそうな設定でビックリしました。
彼女は元スケッチャーズの工場で靴作りを担当していたそうで、
彼女も転職サイトに載せていた履歴書経由で
ボスにスカウトされたそうです。

日本のアニメやファッション大好きな80後の社長

初めて電話をもらってから2日後の午後だかに会うことになって、
待ち合わせの場所に現れたのは同世代の台湾人らしくない髪型の
今時の日本人みたいな男性でした。
2人でスタバに行っていろいろ話を聞くと
おしゃれが大好きで、でも台湾より日本のスタイルが好きらしく、
脱サラして台湾ではなかなかない自分好みの革靴が作りたくて、
1年ほど靴作りを勉強してこのお店を始めるに至ったそうです。
なんで私に連絡をくれたのかと聞いたら
「台湾っぽいデザインじゃなくて、
日本人らしいシンプルなデザインにしたいんです。」っていうことで、
ちょうどブランディングについて学校で学んだところで、
派遣でもブランディング会社でちょっと働いて
そっちの経験も積みたかったので、
「 ウェブコンテンツだけじゃなくてブランディング
ちゃんとした方がいいですよ」って話に持っていき、
初・ブランド立ち上げに関わることになりました。

次回は台湾人の嗜好について書こうと思います。

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