過剰な愛情が人を駄目にするのかもしれないよ

こんばんは、なっこ(@nakko_pen)です。毎年思うんだけどこの夏の終わりって気分だけは秋なのに気温はまだ夏だから着る服ないよね。



「愛情」って言うと、親から子供への愛とか、彼女から彼氏への愛とか、あると思うんですけど。自分が大切な人にはやっぱり不幸になってほしくないじゃないですか。だからあれこれ世話もやきたくなるし、尽くしてあげたくなるし、危ない目に遭わないように守ってあげたくもなる。心配だから束縛しちゃうし、自分の元から離れないように干渉したくなる。


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最近の小学生が、危ない目に遭わないようにと町の公園の遊具に安全な補助器具がついたりとか、小学校で危ない体育祭の種目が無くなったりとか、した結果、なぜか怪我や事故が増えた、という記事をどこかで読みました(ソースが曖昧ですみません)。

愛が大きすぎて、彼のためにあれこれ尽くしてあげたり、お金を使ったり、言うことをなんでも聞いたりした結果、なぜか自分が大切にされなくなって、浮気される、みたいな悲しい女の子の話もtwitterで見ました。

親が子供の幸せのためにと、勉強も生活も面倒を見て、門限も厳しく、大切に大切に手塩をかけて育てた結果、大学を休学して海外に飛び出しちゃって就職もしたくないとか言って親の言うことなんて全く聞かなくなっちゃった奴もいます(ええ私のことです)。


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結局、親から守られる=自分の能力が低いと思われている。という刷り込みになっちゃうから、余計弱くなっていってしまうと思うんです。

結局、彼女から必要以上に尽くされる=自分は手をかけないと役に立たない存在だと思い込んでしまう。だから、自分を頼ってきたり尊敬してくれて、自尊心をちゃんと満たしてくれる相手になびいちゃうと思うんです。

結局、自己意思で行動することを否定したり制限したりすることで相手を束縛するのは、相手をまだ半人前で守られるべき存在だとか、あなたの考えや行動は未熟で間違っている、と潜在的に否定することになり、本人のやる気とか意思とか考える力をどんどん低下させることになるかもしれません。


だから、自分が大切にしたい、と思っている相手ほど、手を離してみませんか。



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そうすると、自分の身は自分で守らなきゃ!と思うから、親が面倒を見切れない部分まできちんと自分の行動に責任を持つようになります。なんかの子育て本で読んだけど「それこぼしちゃ駄目よ」って言い方じゃなくて「気をつけて持ってね!」って言い方のほうが子供が自ら気をつけるように行動できるそうです。伝え方って超重要。

尽くしすぎるのではなく、「尊敬」の感情を持つことで、きちんと相手の自尊心を守ることができます。なんでもかんでも先回りできちゃう気がきく女性は、たまには先回りせずストレートに相手にお願いしちゃえば、意外とすんなりやってくれたりします。その時にきちんと感謝する。最近は結構なんでもひとりでできちゃう女性が多い気がするんですけど、「ちょっと抜けてる」子のほうがあっさり結婚してるんですよね〜そこに愛されるヒントがあるんじゃないかな〜って思って。

束縛は相手の気力を奪います。愛情が大きいがゆえに心配になる気持ちもわかりますが、「疑う」という行為があなたを信用していません=敵です。と伝える行為になってしまうので、敵と積極的に仲良くしたい人はいませんよね?縛り付けるのではなく、勝手に相手が尻尾振ってついてくる人間にあなたがなればいいだけです。この人は逃したくない!って思える素敵な人間に私なりたいです!


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「愛情」っていう名前がついた「過度な干渉」をやめれば、相手に自信がついてもっと魅力的な関係が築けると思うんだ私(超持論)。もちろんそれで「わーい自由だー」って調子乗る奴はたまにゲンコツしなきゃいけない時もあるからバランス超むずいって感じだけど、「愛情」に縛られすぎて苦しくならないようにもうちょっといい意味で他人に無関心でもいいのかなと思ってます最近。



んじゃまた明日!





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