甘雨の詩

甘雨の詩

スキップするかのよう
喜びに浸る日があるように

部屋に閉じこもって縮こまる
悲しみに耽る日も時々訪れる

雨がしとしと
優しい音を鳴らす

聴覚に神経を集中しめをとじて
君のことを思い出す

いつからか呼吸の音で
君が話すタイミングを
察知できるようになった

不思議な事象
漫画の世界でもないのにね

雨戸を閉めようか決めかねていると
光り音が鳴る携帯

画面に文字が並ぶ

いつからか以心伝心
私が涙を流したい日に限り
君はいつも以上に優しい言葉を並べる

少し前の気分は何処へ

君は悲しみを弾き
私に癒しの雨を降らした

#雨 #詩 #ポエム #自由詩

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