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節約しながら水切りヨーグルトを毎日食べたいので実験してみた

健康のことを考えるようになって、筋トレ・ランニングと一緒に続けていることがある。

それは腸活である。

まあ、腸活と言っても、サプリメントを飲んで、毎日ヨーグルトを食べているだけである。

サプリメントを飲むこと自体は、簡単なことなので、面倒臭くならない以上は、継続も難しくは無い。

問題はヨーグルトである。

ヨーグルトを食べる事は好きなのだが、毎日の事となると家計にも響いてくる。

しかも、過去に家の食卓に並んでいたヨーグルトは、1個50gが4個パックで160円程のものを2人で1つずつを食べ、一日に80円掛かっていた。

もちろん健康のための事なので、これぐらいなら無駄な出費だとは思わないが、1日80円で収まらない時もあるのだ。

単純な話だが、少し高いものを食べるだけで出費が大きくなる事は明確だ。

しかし、少し高級なものは値段が高い理由もあるようで、僕の場合それを感じたのが水切りヨーグルトだった。

ギリシャヨーグルトとも呼ばれるヨーグルトで、普通のヨーグルトを固体成分と液体成分(ホエイ)に分けた、固体成分の方をこの様に呼ぶ。

まさに水切りヨーグルトなのである。

この水切りヨーグルトで有名なものは、オイコスの商品名で知られる製品であり、僕も食べたことがある。

オイコスはとても人気の高い水切りヨーグルトであるが、その理由も一度食べればわかる。

普通のヨーグルトと比較すると、濃厚な味でチーズの様な舌触りが癖になる美味しさである。

しかも、筋トレダイエットを続けている人には嬉しいのが、オイコス1カップ110g中にタンパク質が10g以上含まれていることだ。

しかし、この話の流れからすると想像ができるかもしれないが、オイコスは高いのである。

コンビニやスーパーでは1カップ160円程だし、コストコでまとめ買いしても1カップ80円ほどだ。

1ヶ月毎日1個食べることを続けるとなると、1人分でいくらになるのか。

今までのヨーグルト:40円×30日=1,200円
オイコス(スーパー購入):160円×30日=4,800円
オイコス(コストコ購入):80円×30日=2,400円
※今までのヨーグルトとオイコスでは重量が違うし、そもそもものが違うので単純な比較はできないかもしれないが、あくまでも個人的な生活の実態に合わせて見ていきたいので、このまま続けたい。

これが家族分ともなると、2倍3倍となるから、家計も厳しくなって行く事は必至である。

それでも価値があると言うのであれば、十分お金をかける必要もあるだろうが、僕は体の健康だけでなく、家計の健康も本気で考えたいのである。

美味しく健康的な水切りヨーグルトを毎日食べても、家計の健康を維持できる方法はないか探りたいのである。

同じ様な悩みを持つ人がどれくらいいるかは、正直微妙なところだが、個人的に問題を解決するのも、それを公知の物にするのも手間は一緒だ。

既に出ている数値も含めて、用いる数値は僕がよく使うスーパーの価格だったり、非常に個人的な数値だったりするので、あくまでも一例にしかならないかもしれないが、参考程度にはなるだろう。

水切りヨーグルトを毎日食べるには

ここで条件設定をしたい。

これは僕の家の条件なので、それは個人宅の条件に適宜当てはめて考えてみて欲しい。

僕の家は、パートナーとのふたり暮らしで1日1食ヨーグルトを食べる。

1食の量は50g程として考える。

だから、1週間毎日水切りヨーグルトを食べようかと思うと、350gの収量が必要になる(もし、オイコスと同量近く食べるとすると、1週間で700gの収量が必要となる)。

これで値段を今のまま、1食40円にできたら理想的である。

実践方法

では、どうやって水切りヨーグルトを作るのか。

実践するに当たって必要なものを予めあげておこう。

必要なもの
・ヨーグルトメーカー(以下で紹介する)
・1ℓの牛乳(普通の牛乳でOK)
・Rー1飲むヨーグルト1本
・ペーパーフィルター(100均のものでOK)

多分、ここまでで気がついている人もいるだろうが、まずはヨーグルトメーカーを使ってヨーグルトにかかるコスト削減を図るのだ。

ヨーグルトメーカーは、ちょっと前にYouTuberなどが紹介したことで、話題になったアイテムだが、非常に便利なアイテムである。

牛乳とヨーグルトのタネを混ぜて、ヨーグルトメーカーに入れ、定温で8時間程放置すると、ヨーグルトを増やせるというアイテムである。

それほど手間をかけずに、放置してヨーグルトを増やすことができるので、ここで大幅なコスト削減になる。

なお、放置時間が工程の大半を占めるので、人件費は考慮しない考えである(人件費が掛かるから嫌だと言う人はオイコスを買ってください)。

また、初期投資がいくらか必要なことになるのだが、ここでお金をかけ過ぎてはこの時点で家計の健康を損なう事になるので、僕が感じる現実的な程度からはみ出さない金額にしているつもりである。

機能面も考慮して僕が購入したのは以下である。

使い方も簡単で、必要十分の機能があるので、今のところ不満な点が見当たらないので、ヨーグルトを習慣的に食べる人にはオススメである。

このヨーグルトメーカーを購入すると、セットで水切り漏斗と保存用の円柱状カップがついてくるので、改めて購入する必要はない。

実践手順

手順は以下の通りである。

手順
①牛乳900mlとRー1を混ぜる
※ここで甘みが必要な人は混ざりやすいオリゴ糖などを入れる
※牛乳パックのまま混ぜてOK
②43℃・8時間放置する
③粘り気がある事を確認したら、水切りを始める
※一度にはできないので牛乳パックから別容器に移しておくと後が楽になる
④最低でも12時間放置する
※ここの放置時間で硬さを調節可能

条件等は個人的に経験して選択しているものなので、適宜アレンジすると良いかもしれない。

結果

では結果はどうなったのか見ていこう。

結果
仕込んだヨーグルト:400g
回収した水切りヨーグルト:160g
収率:40%

一回の培養でできるヨーグルトは、約1000g程度であり、2回目以降の培養のタネに最初に作ったヨーグルトを100g使うので、残り900gを水切りヨーグルトにできると考えると、900g×40%=360gを一本の牛乳から生成できることとなる。

では、金額はどうだろうか。

初期投資を含めた金額は以下である。

金額
・ヨーグルトメーカー:3,300円
・1ℓの牛乳:200円
・Rー1飲むヨーグルト1本:170円
・ペーパーフィルター:100円
計 3,770円

2回目以降は牛乳のみの出費だけになることを考えると、200円で360gの水切りヨーグルトができることになる。

オイコス換算で、約3カップ分を1ℓ牛乳1本から作ったことになる。

さらに、オイコス比で値段を比較するとどうなるか。

値段比較
自作水切りヨーグルト:200円
オイコス3個(コストコ):240円
オイコス3個(スーパー):480円

つまり、

・コストコでオイコスを買っている人は、ヨーグルトメーカーを約95回使用することで、初期投資が回収できる。

・スーパーでオイコスを買っている人は、ヨーグルトメーカーを約14回使用することで、初期投資が回収できる。

と言うことがわかった。

結論として

今回はヨーグルトメーカーを使って、節約しながら水切りヨーグルトを毎日食べることができるのか検証した。

結果的に、手間を考えないものとすれば、対オイコスではコストメリットを出せる事がわかった。

しかし、コストコユーザーの人ではコストメリットが小さく、手間を考えると現状通りコストコで購入した方が良いかもしれない。

個人的な結論を言うと、200円の牛乳1本から360gの水切りヨーグルトができるのであれば、一食50gであれば30円以内に抑えられるので、かなり優秀である(しかも牛乳が安い時に購入すれば一食あたり20円以内にもできてしまう!)。

僕の場合は、分離させたホエイも筋トレ後のプロテインに混ぜて使うなどするので、二重のメリットがあるので継続していこうと考えている。

また、この水切りヨーグルトだが、パートナーからの受けがすこぶる良く、オイコスより好みだそうだ。

これも含めて、個人的には良い事づくめの実験となった。

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