秋の夜、眠りにつくとき。
秋の夜、開いた窓から涼しい風が入ってくる。
耳を澄ませると車の走行音が聞こえてくる。
隣には夫。優しい顔してぐっすり眠っている。
私のお腹がポコンっと動く。
ああ、そうだ、と思い出す。
大好きな夫の子供が、私のお腹の中にいる。
私は、なんて幸せなんだろう。
思わず涙がこぼれるが、喜びの涙はそう長くは続かない。
恵まれた現在への感謝の気持ちと、今以上に幸せであろう未来への希望が、すぐに私を笑顔にするから。
人は笑いながら泣くことは難しい。だからこそ、つらい時も笑顔を忘れないってことが大事なんじゃないかな。
綺麗事なんかじゃなくて、私は悲しみと喜びは表裏一体だと思っているから。
それについては長くなるので、改めて書いてみようと思います。
それでは、おやすみなさい。