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落ち込みがちな28歳🙍‍♀️が映画を見てボロボロ泣いた

最近落ち込むも落ち込む。
前は何とも気にしなかったことで
イチイチ律儀に落ち込む。

前だったらとなんの憂いもなく簡単に笑い飛ばせその1秒後には気にも留めなかったことを、
今は「ははは…」と言いながら小さな膿みたいにグジュグジュ地味に痛む。
そんなことが最近顕著なワタシです。

皆様いかがお過ごしですか?

そんな繊細な日々を過ごしているので、一緒にマガジンをやっている「おみつ」の他己紹介にはとても救われました。(なおわたしはおみつを救うようなものを書かなかった罪の深さよ)

そんなふうに落ち込みやすさを自覚しているくらいなので、大好きな映画を見てみた。
ミュージカル映画の「RENT」だ。



こんな写真なんか貼ったら「RENT」とか言ってかっこいいが、よく考えてみて欲しい。
「家賃」だ。

「家賃」

ミュージカルなので劇中に
「家賃なんか払わない!」みたいな歌が冒頭に出てくる。
いや、払えよ。

映画の概要はざっとこんな感じ↓

「叶えきれない夢」を追い「自分たちではどうにもできない」ようにも見える「現実」に辟易しつつ貧困や病魔に苛まれる日々の生活の中に「愛と生きることの喜び」を見い出していく。

主要登場人物の中にはゲイやレズビアン、ヘロイン中毒、そしてHIV陽性の者もおり、社会によって「マイノリティ」の枠に属さざるを得ない背景を持つ登場人物たちの個性、
そして彼・彼女らが歌う「革命的」とも評されたラーソンによる劇中歌によって1980年代終わりのニューヨークの世相と今では失われた「ボヘミアン イーストヴィレッジ」の世界が鮮やかに描かれていく。

Wikipediaより


ここに書かれている通り、登場人物はエイズに侵され、ゲイであり、レズビアンであり、ヤク中であり、貧困者である。
生活民度的にはどう見ても低い彼らが、それぞれに病や貧困を抱えながら、歌うのは「愛」と「生きることの一瞬一瞬の大切さ」なのだ。
1人では抱えきれない闇や荷物をそれぞれを分け合って生きていく、とにかく愛が深い映画なのだ。

既にお金もないのに、さらに唯一のかばんまで奪われて、その上強盗に殴る蹴るをされたときに、
もう何もかも終わった…
と思うだろう。
そんなときに現れる天使がこの映画にはいる。

唐突に載せるとそうは見えないが、
とにかく彼女(彼)が天使だ。

落ち込みがちな世界を何気なく明るくし、穏やかな気持ちでいれる、そんな天使がこの映画にはいるのだ。

彼らにあるのは
「今日だけ」
「生きるのは未来でも過去でもない、今日だけ」

優しくてあったかくてカッコいい。
みんなの道標、天使。
愛で包み、辛いときにはそばにいる。
この強さと優しさに心が洗われるようにボロボロ涙が出てくる。

愛に満ち、今日を生きる。
がんばれわたし、がんばれ世界。

愛、愛と連発していますが、サムいなんて思われないでくださいね。
ここは優しい世界ですから。

ちなみに、たまにCMなんかになっている
このミュージカルで最も有名なのは
seasons of love

https://youtu.be/HO5-HOyK-rM

わたしが特に好きなのはこの2曲
ゲイカップルの愛に溢れた、愛に包まれる歌
i’ll cover you

https://youtu.be/CUY_st9c-QA

色んなことあるけどとにかく楽しく飲もうぜ!!な歌

https://youtu.be/xTvhS5d1kn8

天使を心の中に飼うことにしました。

#映画感想文

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