長崎から福岡経由で東京へ戻る
4時半頃目覚めてしまい、眠れぬまま起床時間。今日は東京に戻るので、最後に商店街に立ち寄ってシャインマスカットを買う。
長崎空港の東京便は4万円を超えたので、福岡空港から帰る。どうせ長崎空港までバス移動であることを考えれば。福岡経由でも心理的には対して変わらない。バスで2時間半ほどの距離だが、寝不足が功を奏し、寝て起きたらもう天神。感覚的にはワープ。
3度目の長崎、今回の発見は地形の面白さ。長崎の平地は古来から少しずつ埋め立ててできたもので、だから坂が多い。そして街中の石壁は埋め立ての名残であると、福岡の子どもサイエンスコーナーのブラタモリの本で読んだ。
今回は暑すぎて無理だったけど、埋め立て前の地形と照らし合わせながら街を歩くのも楽しいかもしれない。
あと、長崎のチーズケーキはあまりおいしくないのかもしれないというのも今回の発見。2軒のカフェでレアチーズケーキを食べ、片方はおいしくなさから食べきれず、もう片方は首を傾げながら食べた。
長崎は甘党のイメージが強いけど、チーズケーキは守備範囲外なんだろうか。チーズケーキだけがイマイチなのか、ケーキ全般に通じることなのか。
福岡で立ち寄ったビルでは戦争の展示をやっていた。昔は別世界の話として戦争のあれこれを見聞きしていたけど、年々身に詰まる思いがする。特に20歳そこそこの若い人たちや子どもの戦死が本当につらい。自分が大人になったからこそ、そのむごさがよくわかる。
人を殺さざるを得ない状況に置かれることも、想像すると体がキュッとなる。そういう体験談をあまり見ないのはなぜだろうと思ったら、今読んでいる「壬生義士伝」に「戦で人を殺したやつは武勇伝なんか語らない」と書いてあった。それだけ口にしたくない体験ということ。
見終えてからエスカレーターを降りたら、レズビアンカップルがウェディングフォトを撮っていた。平和だからこその光景と思ったけど、同性カップルを取り巻く日本の現状は果たして平和と言えるのか。
天ぷらを食べ、明太フランスやらなんやら買って、早めの空港。飛行機は30分遅延、満席でお盆を感じる。
渋谷はすごい人。福岡も長崎も賑わっていたけど、その比じゃない。渋谷の駅前はあまり好きじゃないなと再認識。人が多くて、道が狭くて、汚い。
3週間ぶりの自宅は白くてきれい。古い古民家や茶色い家ばかり泊まっていたから、自宅マンションがとても白く見える。郵便物は溢れていなかったし、心配だったパキラも無事どころか葉がわさわさ。
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