アオアシに学ぶ「考える葦」の育ち方-”自ら考え動く”とは何か。
今日は、こちらの本からの学びを。
この本でテーマにしているのが、「自ら考え動く」。
一見、簡単な言葉ですが、自ら考え、動くってどういう意味なんだろう?
これを1冊の本で解き明かしています。
観察→判断→実行のループをまわすこと
この本では、「自ら考え動く」を、
観察→判断→実行のループをまわすと解説されています。
考えない人は、「実行」だけ、以上。
これだと成長がない。
自ら考え動く人は、観察→判断→実行のループをまわすことができる人。
本で描かれている内容をメモにしました。
①観察
「観察」って何だろう?
視点・視野・視座をそれぞれコントロールすること。
・視点は、見ているもの。
・視野は、見えている範囲。
・視座は、立場によって見えているもの。
たとえるなら、カメラで、いろんなものを撮影したり、ズームイン、ズームアウトをしたり、色んな高さから撮影したり。コントロールできるのが大事。
インプットつまり入力情報は、下記の公式になる。
インプットというと、情報量を増やそう増やそうとするのですが、吸収率は見落としがち。
本の中では、吸収率を高めるのに、自分の「バイアス」に気づくことが大事と書かれています。
たしかに、「この人からは何も学べない」と思いこみを持っていると気づけないのが、バイアスを取ってみて、初めて学べることがある、見えることがある。
②判断
こちらの公式は、
良い情報を集めて、自分なりの良い価値基準をもって、判断する。
そして良い判断をするには、ごきげんでいること。
ふつうの状態が、「1.0」とすると、
ごきげんな状態が、「1.1」
ふきげんな状態が、「0.9」
ごきげんな人と、ふきげんな人が一緒にプレーすると、
つまり、ふきげんな方の影響が大きい。
自分ができる限り、ごきげんな「1.1」の状態でいるように、1.1で物事を解釈していけるのが「1.1」力。
なにか嫌なことが起きたときに、「それはちょうどいい!○○するチャンス!」と思えるのが、「1.1」力。
③実行
自分で立てた「仮説」をもとに実行する。
ここでは、「悩む」と「考える」の違いも解説されています。
仮説がないと、気づきが生まれない。
仮説がないと、量稽古をしても、成長につながらない。
主人公のアシトが、「ボールを止める」練習を量稽古していたシーンがあります。
ただ量稽古していた時と、自分なりに「止めたあと次に、ボールをどう動かすかをイメージして止める」と仮説を持って量稽古していた時と、後者にしか気づきが生まれていない。
このnoteを書きながら、読み返していたら、また学びが深まりました。
お読みいただき、ありがとうございます!もしよろしければ、「スキ」やシェア、フォローいただけると泣いて喜びます!ありがとうございます!